3連休。 飼い主の michi、今日は何の用事もなく、ゆっくり僕と過ごす

はずだったのに
また、こいつだ

分かったよ、もう勝手にして
とうわけで、勝手にリメイク(2)
第3章傷心。やっとチャーリーが登場します

テンションを保つのに大変だったでしょう
しかも、”Say something”. オンアイスで滑っていたナンバー
競技会やアイスショーだと、やはりスケーティング技術はスコットが上だなんて、批評家ぶる私
そんな比較は無意味だという事がよく分かりました
感情がストレートに伝わってくることの醍醐味
酔えるくらいに堪能“Purple Rain” で高橋大輔の登場の仕方は、ストーリー性が感じられ自然で優しく温かいものでした
化身は男友達となり、彼を励まします
チャーリィとの友情がさらに深まり、これからの共同作品が楽しみ

大輔は、ステファン、ジェフの次に、チャーリィを手にいれた
この章の傷心というテーマとどう結びつくのかよく分からないものの、8人のプロダンサーが魅せるステージは圧巻

テクノミュージックと呼んでいいのかな?無機質な音楽を背に、ダンサーが生身の動き。その異質感が怖くなる不思議な時間でした
大きな箱とも言える大道具が3つ。箱に何かメッセージがあるのでしょうか?
椅子と箱のセッティングが多かったですね。 値段が手ごろという超現実的な理由かもしれないけど

人間臭いドロドロしたものだけではショーの緩急が付けられません
遊び心を楽しむアメリカンな時間がオシャレでした
そして、第4章パワーへ

実は第3章と第4章との間に何かあった気もするのですが、もう意識が観客席の通路に向かってしまい(笑)省略
暗闇なのになぜか右手の方向ばかり見ていましたね
そしてマタドール登場 出た
ギャーッ
公演回数を重ねると、ここから終演までの時間が短いと分かっているので、エネルギーを使い切るぞと観客も共に最終コーナーを周る気分

ここの高橋大輔登場も意味があって納得
お立ち台で人間どもの欲望を支配し弄んだ愛の化身が、傷ついた女性にパワーを与えるためステージに降りて来ます
ただ、もう少し長く踊って欲しかった
もっと絡みが見たかった
演出の方達も、高橋大輔の自己評価の低さがわかり、観客を前にすればスイッチが入る特殊体質の持ち主であることを熟知されたでしょうから、アメリカ公演(←しつこい)では安心して出番を増やして下さい
もっとフラメンコを
あ、カスタネットは持たさない方がいいと思いますがマラゲーニャを踊るシェリルさんの気持ちの強さと勇気
自分が積み上げてきたものを捨て去る覚悟で挑んだこの舞台。左肩を脱臼しても踊りぬいた彼女にただただ拍手

感謝の思いのこもった拍手が渦を巻いて響き渡っていました
そして、8人のダンサーによる箱パフォーマンス
これぞプロの仕事。振付も超カッコイイ
シェリルのマラゲーニャで火が点き、彼らの高いクォリティがさらに燃え上がり、一つの大きな炎になります

凄いもの見たなぁ

テクノっぽい音楽なので、歌詞の意味なんてここではどうでもよく、踊るダンサーそのものがパワーでした
そして、エピローグに向かっていきます
「Hometown Glory」
なぜ、この曲なのかな?密着番組で、高橋大輔がカメラの前で見事にエモーションを表現していましたが、その時からの疑問
なぜ、この曲なのかな?
愛でもなく、パワーでもなく、挑戦でもなく、私のホームタウンを語る
モノローグとエピローグで使われた言葉と何がつながるというのだろう
このショーで一番謎の選曲でした。Hometownというhomeyな言葉が耳にざらつきます
でも、高橋大輔の表情のせいで、極めた愛の静謐な強さを表しているように聴こえてくるのは不思議
そして、ショー冒頭の「A Song For You」が再び流れて

ここでは女性のボーカル。Donny Hathawayの娘さんが唄っているのかと思いましたが、別のシンガーだったらしいですね
女性の声がパワーを表し、最後のメッセージ、シェリルの” I am power”, 高橋大輔の「私は強い」が重なります
ショー全体に流れていたのは、女性の強さと男性の優しさ

そう感じましたシェリルと大輔でストーリーは完結

フィナーレは超ホットで超クール
ヒューヒュー高橋大輔は人間となり赤いスーツではじけます

あ、これいつもの大輔君だ!人間界にご帰還、おめでとう
あなたは、ステージの上でも斜めるのですね ディープエッジのくせかしら
アイスショーなら高橋大輔への拍手と声援が圧倒的になりますが
このLove on the Floorでは13人全員に100%フルパワーの拍手
眼は一人の動きばかり追っていましたけどね
素晴らしい作品を有難う
さらに公演を重ね、来年からシリーズ化されますように
さ、色々企画(妄想とも言います)しようっと
プリンスの The Question of U を入れるんだ
そして、ボレロも
今回のダンスショーはアイスショーにも影響を与えるでしょうね

大輔ファンの期待のハードルが高くなりましたから
スターズ・オン・アイスはとりわけ
アレンさん、全力でクォリティを上げないと
フレンズはどうにもならないかもしれませんが、クリスマス・オン・アイスは高橋大輔自身が熱く作り上げるのでは?
ダンスのアメリカ公演(←かなりしつこい)に加えて、アイスショーのチャレンジ
改めて、30歳の旅立ちに乾杯








