夏は終わるの?
涼しくなってくれて、毛深い僕はほっと一息ついている

飼い主の michi、毎日乗り切るのが大変みたい

彼女の帰宅を玄関で待ち受けるんだけど、ドアが開くと野太い声でニャーゴ
とあ、野太い声は僕の。「どこいってたんだよ、遅いじゃないか
」と怒りを込めて「あら、マイク。そこで待ってたの?」と彼女は猫なで声

そんな、毎日だったけど、木曜日にお友達が泊まりに来てくれた
フレンズオンアイス公演のため西の都から上京
そうか、michi は今年、フレンズに行かないんだね
家の中、複数方向から音が聞こえてくる

孤独でダラケていたネコに、ちょびっとだけ狩猟本能への刺激が

飼い主がこちらにいることを確認

僕のご飯も盗られていないことを確認
(誰が、盗るねん
)では、このソックスを履こうともがいている女性は誰だ

大ちゃんという言葉が何回も聞こえてくる
俺の恋敵をなぜ知っているんだろう
2007年の第2回公演からのフレンズファン
アイスショーの中で一番好きなフレンズなのに、飼い主は行かない選択を
高橋大輔がスケート靴を持たずに渡米という情報を聴き
しばらくフィギュアスケートを見る事から離れようと思ったらしい
もともと1つの事に縛られるのが大嫌いな飼い主
好きなものはたくさんある

中村勘九郎の舞台、テニスも大リーグも、熊川哲也復帰も重なったし
ゆっくりモーツァルトを聴く時間もなかったし
でも、フレンズが素晴らしいショーである事は間違いない

荒川静香さんがスタートさせ、プロデュースするショー
そのコンセプトは、他のショートと異なり魅力的

彼女がスケート連盟の副会長というポジションに就いたからかもしれないが
レベルの低い批判の声がちらほら聞こえてくるのは実に残念
日本を代表しかつ異なる指導方針を持つ、対照的な佐藤コーチと長久保コーチ
両者に師事し、両コーチと良好な関係を維持するのは超難題
荒川さんはそれを見事に実現

二人が並んでフレンズの関係者席にいるのを見て、感動を覚えたことがある
もう、この事実だけで、荒川静香は一流アスリート合格!
逆に言うと、自分を一人前に育てたコーチと人間関係を維持できないアスリートは
飼い主の心から完全削除らしい

フレンズに行かない日曜日
土曜日のオフ会を体調不良で行くことができなかったmichi、遊び相手は僕だけ

わーっ、奇襲攻撃が始まった

腕をつかまれる
僕の腕の太さが分かるかなそんなとこ、モフモフするなぁ~

あれ、なんか楽しくなってきたぞ

熊川哲也『カルメン』のチケットが取れて良かったね
朝、小一時間も電話の前にいた飼い主でした

ご苦労様
(いえいえ、取れさえすればいいのです。クリスマスも盗れます、あ違った、取れますように
)





