嫉妬

叶えるつもりのない恋でした


彼女がいるって知ってました


嘘だと言い聞かせてきました




彼女が来るから早く帰りたいなんて

聞きたくなかった



タバコ臭いな～っていつも思ってんじゃん


付き合うの無理じゃん


なのに


なのに


妬いちゃうもんなんだね


ただ一緒に仕事が出来ることが幸せで


それでいいって言い聞かせてきました



これが恋というやつですか


お久しぶりです


ありがとう



友達に愚痴っちゃいました


彼女がいたっていいじゃない


付き合いたい訳じゃないなんて言わずに


いつかは…って思うのが健全だよって




そっか


そうなんですね



きっと自信がない言い訳に


タバコと転勤を


持ち出していたんだね




私は彼を幸せに出来ないと思うし


幸せなら私じゃなくてもいいなんて


綺麗事なのかな



まだ時間はある


彼に惚れられる女を目指してみようじゃないか



やけ酒気味に宣言します


私、頑張ってみる！

昇格

いやはや


持ってる


私


持ってる




まさかまさかの


昇格しちゃいました



彼が本当に喜んでくれたので


本当に嬉しい


もちろん自分のためだし


自分としても本当に嬉しい


でも


やらしい話


部下として可愛いよね私


あんなに出来なかった子が


苦労を重ねて結果を出したんだもの




ほめてほめて！！


って犬のように思う



バカだな私




でもでも


お礼の手紙を渡したら


ちゃんと返事を頂きました


いつもより丁寧な字で書いてありました


いつまでも私の上司だと書いてありました



きゅんの仕返し


できたのだろうか



できたのかもしれない





昇格しても持続しなきゃ意味ないので


頑張ってこうと思う


強くならなくちゃ




彼曰く


感情を出すのも強さ


抑えるのも強さ


正解なんてない


困ったことがあれば何でも言って欲しい



やはり


良くできた若者だな



惚れ直したぜ

まさかの

目標達成なのです


頑張った私！！！


まさかの…

魔性の女作戦のヤツから

契約を頂くことになりまして


それが入賞を導きまして


入賞が目標だったけれど


ほんとは私


入賞なんてどうでも良かったの


上司のために入賞してあげたかったの


だからビックリしちゃった



凄いね私



てか


てか


ややこしいヤツから契約もらっちまった


かもしれない


毎日メールがくるようになっちまった


悲しい


彼のためならえんやこら～


とは思えねぇ



私に気があるなら


せめてちゃんとした服を来てこい！と


思う訳です



ごはん食べに行こうっつって


ランチ予約してんのに


中学生かよ！みたいなジャージとサンダルで


来おってからに



ドン引きですよ




今のとこメールは


２～３回に１回返してますが


どうか静まりますように




念のために申し上げますが


契約はお願いはしてませんから！


商品の良さをお伝えして


自分のために続けられそうならって言ったのよ？


毎日メールの相手をする義理はないと


思っているのですが


いかがなものでしょう？




何はともあれ昇格がもう目の前まで来ています


頑張ろう！



良い波が来ているぞ