僕はとっくに辞める覚悟はできていた。
中堅職員が特別職に歯向かうのだから当然の覚悟。
但し、当然その特別職も道連れにする気だった。
人に殺意を抱いたのは久々かも知れない。
僕は特別職の部屋のドアを開けると同時に怒鳴り込んだ。
僕は冷静だったが、特別職はすぐに逃げた。
これは後の話しだが、僕はこの特別職の家にも謝罪を求めて乗り込んでいる。
特別職はひたすら別の特別職に電話をしていたが、誰も出ないので警察を呼ぼうとした。
僕はあらゆる証拠(後述するが、僕はこの特別職を退陣させている。が、特別職の任命権者は自治体の長のため、何とこれについて口止めの文章を書かされている。更に後述するが、僕はわざとこの文章にサインして、そこにいた上層部全てにその文章を触らせ、指紋を取った。特別職の違法行為命令を口止めさせると言うのだから、自治体は信頼しちゃいけないよ、ほんと。)
警察を呼ばれるならもってこいなので、僕は自分で近くの警察に電話した。が、その瞬間、その元特別職にスマホを掴まれ、
「警察に何て電話するな。」と言われる。
スマホが壊れるかと思った。
散々怒鳴り散らしていた特別職はあまりにも小さい人間になっていた。
唯一つながった上層部の人間が役所に来ると言う。
その上層部の人間は僕がお世話になった方なので仕方なくその場を後にし、役所へ向かった。
権力を失うと人間の元が見える。
なお、僕は今でも上層部を道連れにして辞職の覚悟はあるので、気が向けば僕の勤務先や父、辞職した特別職についても記載する気はある。
時は令和4年になっていた。
僕が上層部に楯突いてから1年経過していた。
僕が上層部に楯突いて、その特別職を退陣させるのに要した時間は僅か3ヶ月。
僕は自分の持ってる証拠、前任者等の証言、全ての財力とコネクションを駆使した。
これはある程度の規模の自治体でほんとに起きた出来事だが知る人は僅か。
更にこの特別職の退陣から、僕は自治体の長とも対立することになる。
時は令和3年の終わりになっていた。
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