花のいのちは短くて風も吹くなり、雨も降るなり 生きているしあわせは 波間のかもめの如く びょうぼうとただよい 生きているしあわせは あなたも知っている 私もよく知っている 花のいのちは短くて 苦しきことのみ多かれど 風も吹くなり 雲も光るなり * 林芙美子の詩です。 村岡花子さんに宛てた手紙にあったらしい。 一部は有名で知ってたけど、前後にこんな文があったとは知らなかったので、書いておきま~す(^^ 文芸別冊 『村岡花子』 より