神保町にある学士会館。
私はこのレトロな会館が好きで
ランチを時々いただいたりしていましたが
去年より読書泊にも利用しています。
〈学士会館ウェブサイトより〉
1877(明治10)年4月に創設した東京大学は、1886(明治19)年3月、「帝国大学」と改組改称いたしました。それまでの9年間、東京大学総理であった加藤弘之先生が退任されたのを機に、先生に対する謝恩会が開かれました。
これが「学士会」のはじまりです。のちに、旧帝国大学(現在の国立七大学[※])出身者の親睦と知識交流を目的とした場に発展して行きました。
※国立七大学とは北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学のこと。
今年も夏休みを利用して
読みたい本を持参し
学士会館読書泊を決行しました。
お昼近くに到着し、まずはランチ。
本来はビアパブレストラン・セブンズハウスの
ビーフカレーが私の定番ですが
今回は『紅楼夢』にて
中華のランチをいただきました。
初めてでしたが
とても美味しくいただきました。
前菜やデザートもついて
1500円いかないくらいの価格って
今の東京ではなかなか難しい。
年内中にまた利用したいと思います。
学士会館は外観はもちろんのこと
廊下や階段もレトロです。
お祭りがあるのでしょうか。
1階には豪華なお神輿が飾ってありました。
客室フロアは学校関係の施設らしい内装です。
現在も『理事長室』と
ドアにプレートの貼られたお部屋があったり
なんか私にはツボなのです。
少し早めにチェックインしました。
確かコンフォートシングルにしましたので
普通のシングルより
全体的に広めのお部屋です。
以前は同じ宿泊費で朝食付きでしたが
朝食サービスは
残念ながら昨年末で終了しています。
さてさて本題です。
かなり老朽化も進んだレトロなホテル。
ここで読みたい本とは!
私には「村上春樹」なのです。
あの春樹ワールドには
特別な環境や特別な空間がピッタリで。
学士会館は
村上春樹の作品を読むのに
私には一番しっくりくる環境なのです。
去年は村上春樹の新作長篇
『街とその不確かな壁』
こちらを持ち込んで2日間で読破しました。
今年はその『街とその不確かな壁』と
繋がっていると言われる
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
こちらを持ち込みました。
最初から春樹ワールド全開の物語です
2024年は風水的に三碧木星中宮年🌟
春樹ワールドのような
マルチバース的な世界観がキーワード
縦と横の時間軸を意識して過ごすと良いとか。
人生の分岐点となった時を思い返し
別の人生を選択した
おそらくは
なりたかったもう一人の自分が
生きてる世界を
意識することが開運へのキーワードのようです。
今年も後半へと入りましたが
しばし春樹ワールドへとトリップです