何度かお互いの金額を提示し合いながら、交渉をすすめていくわけですが。
医療費や治療費はすでにはっきりした数字が出ているので問題はない。
問題は、旦那さんにどれだけの後遺症が残って、どれだけこの先の生活に支障が出るか。ということ。
その証明の過程で、弁護士さんと一緒に通っているリハビリセンター先のドクターへ旦那さんの現状について話をききに行きました。
今まで、どういう場面でどんなことが問題になっているとかの話はたくさん聞いてきたけど、テストの数値化した具体的な成績はきいたことがありませんでした。
日常生活を送る上ではあまり気に留めてなかったけど、客観的に障害を把握するにはよい材料です。
旦那さんの場合。
全体の成績は結構よい点数だとのこと。
現状の旦那さんの様子より数字的には優秀だそうです。
記憶の分野に関しては正常の点数で、問題ない合格点。
成績が1番悪かったのは、やはり行動修正の分野とのことでした。
日常生活の場面でいうと、一度はじめた行動からなかなか切り替えができないとかですね。
もしくはダメだと言われたことをしつこく言ってきたりとか…。
あとは遂行機能や注意力の分野も成績が悪い。
うん、やっぱりな結果です
記憶の分野は正常との結果で、たしかに日常生活に困ることはないけど…
時々、え?!というようなことをふっと忘れていたりします。
…かと思えば、別の時に聞くとちゃんと正しく覚えていたり。
逆に、私が忘れているような小さいことまで覚えていたり。
脳の仕組み、どうなってるんだろうか…