水間政憲さん(近現代史家)の三回におよぶ呼びかけで、大阪市内を中心とする企業へ「大阪都構想」反対のメールを10/29 6:50~8:45に12社へ送りました。
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○○会社 様
突然のメールで、失礼いたします。
私は、東京都大田区で住宅相談会を主宰しています「てるりん住まいるネット」筆頭共同代表で一級建築士の市成照一(いちなり てるいち)と申します。
「大阪都構想」の住民投票が近づくにつれて、いてもたってもおられへんようになりました。
私は、神戸市で生まれ育ちました。
大学卒業後に初めて就職しましたのは、一級建築士事務所で大阪市西区です。社会人一年生の出発は、大阪市からでした。
2回目は、36歳から四ツ橋駅近くの○○住宅大阪支店での勤務です。
3回目は、48歳に立ち上げましたWING建築設計事務所で、ほとんどの顧客は大阪市内の方々でした。
私にとって大阪市は、社会人として鍛え育てていただいたところで、公私ともにぎょうさんの思い出が詰まっています。その大阪市が、今まさに壊されようとしています。
もし、私が大阪市民なら2回目(ひつこいな)の住民投票に対して「賛成するのか、反対するのか、どっちやねん!」の結論を見いだすために、判断材料として「長周新聞」に求めました。
長周新聞
①◾️10月2日号
市民の自治権奪う「大阪都構想」
大阪市の廃止狙う「維新」
二度目の住民投票
背後で蠢く外資や財界
②◾️10月7日号
行財政からみた「大阪都構想」の徹底批判
〜 立命館大学教授(地方財政学) 森 裕之 〜
③◾️10月12日号
維新10年で豹変した大阪の行政
儲かる事業以外は無駄扱い
衛生研や高校統廃合、地下鉄やバス民営化
役所窓口はパソナ職員
④◾️10月14日号
大阪都構想の危険性について
関西の学者・医師が記者会見
全国の学者130人が所見寄せる
リスク知り理性的判断を
⑤◾️10月19日号
命と暮らしを守る拠点・大阪市を潰してはならない
虚飾に満ちた「都構想」
その危険性と地方自治の向かうべき道
平松邦夫元大阪市長に聞く
⑥◾️10月23日号〈大阪都構想巡る記者座談会〉
大阪市廃止仕掛ける黒幕は誰か
外資や財界の代理人・維新
公共財産売り飛ばす詐欺的手法
改革派装い弱者は切捨て
長周新聞社は、以上の大阪都構想の特集記事を6回も掲載されました。
その中で最も心に響いたのは、⑤回目の10月19日号でした。
平松邦夫元大阪市長は、橋下(はしした)さんと2011年の市長選挙を闘った当事者なので、説得力があります。
心に響いた言葉に、私の気持ちを▶︎書き添えます。
〈平松〉・・・しかも驚いたことに、前回まで反対していた公明党が・・・国政や議会の議席を失いたくないという党利党略を優先して賛成に回った。
▶︎ 公明党は、今や庶民の党ではありません。日本乗っ取りを狙う池田教創価学会の手先です。権力の魔性をエネルギー源とする恐ろしい団体どもです。
〈平松〉・・・「大阪好きやねん」という市民の郷土愛や自治意識の強さだ。大阪市内には地域振興会(自治会組織)が網の目のように張りめぐらされ、自分たちの力でまちづくりをしていくコミュニティを築いている。
橋下氏が目の敵にしたのもこの地域振興会だった。
▶︎ 私が住んでいますところは、町内会ですが、賃貸住宅に住んでいる人(私のこと)が入会を申し入れても無視されました。町内会は、そこに住む人々全員の潤滑油のような存在なのですが、その時は悲しい気持ちになりました。
〈平松〉自治の歴史は、国や府県に対してたたかいを挑み、なおかつ必要なものは自分たちでつくり上げていく制度を築いてきた過程であり、そこでは苦しんでいる人たちにどれだけ寄り添うことができるかが基本にあるべきだと私は思う。
▶︎ 大阪府や大阪市は、自治の歴史を否定して、市民・庶民を苦しめる政策(もしかして復讐?)が確実に実行されていますネ。
〈平松〉・・・新型コロナ危機を受けて思うのは、府立公衆衛生研究所と市立環境科学研究所を統合したことによる弊害だ。・・・公衆衛生機関で独法化されたのは全国で大阪だけだ。
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独法化(民営化)によって公共から切り離され、職員が非正規になれば当然組織は脆弱化する。
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窓口業務の大部分を人材派遣大手のパソナに委託するなど不安定な非正規職員の割合が増え、マンパワー不足も含めて、責任をもってそのような体制をつくる能力が市役所にない。
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役所というのは、いかなる事態でも住民のいのちと暮らしを守る拠点だ。それを「効率化」の名の下に脆弱化させてしまえば、誰が市民のいのちと暮らしを守るのだろうか。
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たとえば大阪市水道局は、創設120年の歴史の中で蓄積された高い技術力に支えられている。安心・安全な水を、高低差を利用しづらい平坦な地形でありながら、市域全体の水圧を均一に保って安定供給できるのも公共のもとで育成された技術者の力があるからだ。「公務員など必要ない」という企業経営的な感覚で行政を切り刻んでいくことが、いかに危険であるかを認識しなければいけない。
また、維新は中小企業支援もばっさり切った。
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内閣府の県民経済計算のデータを見ると、2009年のリーマン・ショック後に落ち込んだGDP(総生産)の回復幅が、大阪府は他の主要都市と比べても一番低い。府民一人あたりの所得にしても一番下だ。・・・それを彼らは「成長した」と言い切る。
このように彼らの強みは、「嘘」がいくらでもいえることだ。メディアが突っ込むことがないからだ。
▶︎ 維新はこの10年間で、中曽根政権からはじまりました「国鉄」や「電電公社」の民営化、小泉政権での「郵政」民営化、第二次安倍政権での多くの日本国滅亡法案の成立などなどを手本にして、大阪市内でやりまくってきたのですね。「嘘」を平気で言える政治家や政党の退場に取り組まなければいけないと感じました。
〈平松〉大阪市を廃止して特別区に分割することは、大阪市民にとって損しかない。得する部分は一つもない。
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大阪市を廃止すれば、住民サービスは確実に下がる。お金がないのだから。国からの地方交付税交付も増額されない。
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大阪市が廃止されると都市計画すら自分たちでできなくなってしまう。
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大阪市がなくなることで、膨大な業務を引き継ぐ府の行政も財政も悪化する。
・・・「大阪市をなくせば大阪が発展する」というのは幻想だと思う。歴史、文化、伝統を一切考えない人の机上の空論だ。
▶︎ 歴史、文化、伝統を一切考えないのが、維新の政治なんですね。日本人は、歴史、文化、伝統を踏まえて新しいことに挑戦してきたのではないでしょうか。
〈平松〉・・・新型コロナで多くの人が職を失ったり、観光業をはじめとする多種多様な業界が落ち込み、福島原発事故に匹敵するような社会的な価値観の変化が起きようとしているこの時代に、これをまだやるのか?だ。足元を見れば、地面がどんどん沈下しているのに虚飾にまみれた「夢物語」に惑わされ、市民にとって最後の命綱であるはずの「大阪市」という公共の財産を潰して、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の殺伐とした大阪にしてしまうのかーーーということが今問われている。
▶︎ 「大阪都構想」は、大阪市を解体して大阪市民・庶民を地獄へ突き落とす悪魔[橋下(はしした)徹]からの贈り物🎁でした。
私が、もし大阪市民でしたら11月1日の住民投票で必ず「反対」に1票を投じます。
最後まで、読んでいただきまして、ありがとうございます。
市成照一(いちなり てるいち)より
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『大阪都構想投票は2050設立予定の「中国西日本自治区」への分岐点』第79回【水間条項TVサロン】2020/10/12公開
https://youtu.be/ylv-arizerU
『2019年大阪市「韓国籍教員:87名」「韓国籍一般職:41名」◇大阪都構想を阻止する秘策』第269回【水間条項TV】2020/10/14公開
https://youtu.be/z3KNwelgh80
『トランプ大統領はジュリアーニ元ニューヨーク市長の活躍で圧勝する:大阪府民の「審美眼」の低下が大阪市を消滅させる!』第90回【水間条項TVサロン】2020/10/24公開
https://youtu.be/lmGf07hMGw4