私がヨガを始めたのは23歳の時でした
しかし、その前から母がガン患者で食事療法を実践していた事もあり
添加物や肉の怖さをウンザリするほど聞かされていたので
栄養学には割と詳しかったと思います。
例えば…肉を食べることにより
血管壁や腸壁に脂がこびりつき、血流を悪くさせ血をドロドロにし腸からの栄養吸収を妨げ悪玉菌を増やす…
野菜中心の生活こそが健康の元だと。
そして23歳の時、ヨガを始めた事をキッカケに
ベジタリアンになる事を決めました。
添加物や農薬も出来るだけ体に入れたくない。
白砂糖も。
飲む物は水かお茶のみ。
食べるものは野菜のみ。
アルコールはもちろん飲まない。
かなりストイックにヨガとベジタリアン生活を続けていました。
体重も今より8キロくらい痩せていました。
しかし
体に悪いものを食べていないはずなのに
毎日ヨガをしているはずなのに
心はみるみる病んでいく一方でした。
最初は一時的な好転反応だと思い
あまり深刻視していなかったのです。
私のマインドを覆したのが
ヨガの正式指導者の資格を取りにハワイ留学した時でした。
先生が始めに言ったのは
「このトレーニング中、いきなりベジタリアンにシフトするのはやめてください。独学のベジタリアンは体のバランスを崩すからです。」
目から鱗でした。
私はまさに、独学のベジタリアン。
そして独学のヨガをしていたのです。
どちらも体に良いはずなのに
やり方を間違えると毒になりうるものでした。
「こうでなければならない」
と、自分を縛り付けていた1年半
心は病み、毎日ヨガをしているベジタリアンの私は
幸せとは程遠い精神状態でした。
人生を楽しんでいたかと聞かれたら
NOでした。
そこから少しずつ
お肉を食べるようになり
ファストフードも食べるようになり
お酒も飲んで
縛り付けていたものを
1つずつ解く作業をしていきました。
毒だと思っていたものを
口にするのは
リハビリに近いものがありました。
しかしながら
精神状態は良好になり
体も心も元気になってきて
健康的な人間になれた気がしました。
私にとっての健康は「毒との共存」
それが一番、自分のバランスがとれる生き方だと学びました。
もちろん
ファストフードを食べた次の日は
野菜だけの日にしたり
お酒を飲んだ日は水を沢山飲んだり
バランスを取っています。
ヨガは自分を縛り付けるものではなく
縛り付けているものから自分を解放するもの
健康法は沢山溢れていますが
自分に合ったやり方を見極める必要があります。
世の中に一概に言える事など1つもないように
世界中全ての人に合う健康法などないのです。
もし誰にでも漏れなく当てはまる健康法があるとすれば
ストレスを溜めない事。
私達はいつでも
自分の心と体が居心地の良いものは何かを探し続ける必要があるのです。
もし今実践している「体に良い事」が
自分を縛り付けている気がしたら
一度リセットしてみるのも
良い方法かもしれません。
