2008年3月11日（生後13日目）
昨日よりも早く起きた。
搾乳後、主人のお弁当を作り、朝食を作り…。
以前もやっていた事なのに、手際の悪さに、つい笑ってしまった。
何ヶ月も家事を休んでいたブランクって、あるんだな～。
今日も、主人を見送った後、11時頃まで眠ってしまった。
外は、天気が良いみたいで、暖かな日差しがまぶしい。
退院してからは長年の花粉症がひどくて、
今はとても散歩になど出る気になれない。
でも…こんな暖かな日差しの中を、ちぃちゃんと歩けたらいいな。
自分の昼食を作り、食べたら搾乳。
シャワーを浴びて、身支度をしたら搾乳。
3～4時間ごとの搾乳がとても慌しいのだが、なんとなくこのペースにも慣れてきた。
主人は早めに仕事をあがらせてもらっているようで、今日も早く帰ってきてくれた。
病院に着いたのは19時ちょっと前だった。
久しぶりに、担当の看護師さんに会った。
看護師さんは、自分が出勤してきた時に
娘の呼吸器が外されていた事を知り、
とても嬉しく思ったと言っていた。
ちょうど母乳を飲ませる時間だったらしく、
空腹だったちぃちゃんは、可愛く泣いて
【空腹アピール】をしっかりしていた。
泣いているだけなのに、可愛くて、私達は笑ってしまった。
今日の母乳は8cc。
チューブに流し始めたら、静かになった。
担当の看護師さんから、カンガルーケアの話があった。
「そろそろ、外に出して、お母さんと触れ合ってもいい時期だと判断されたので(^-^)」
と、看護師さん。
もちろん、ちぃちゃんが苦しくないようにするのが先決なのだが、
こんなにも早くカンガルーケアの話が出てくると思わなかったので、すごく驚いた。
とても嬉しくて、涙ぐんでしまった。
娘の命の重さを、直に感じる事ができると思うと、楽しみでいられない。
主人も楽しみにしてくれているみたい。
…また体調がよくないので、今日も早めに就寝させてもらおう。
