可愛さと怖さ淡い桃色の小さな丸を半分にわってその半分を更に半分にわってころっと掌の中で広げてみるとそれはまるでミニチュアサイズのホールケーキがぽろっと収まったみたいで可愛いと思いながら私はパクリとそれを飲み込むぬるま湯でするっと飲み込むとそこから20分私の記憶が飛んで、気づくは朝の5時。可愛い桃色ちゃんは眠剤と言って飲んだ後の記憶を消してしまうそれはそれは怖いやつだけどすーっと寝かしてくれるのだから憎めないやつでもあるのです