チェコスロバキア。
大戦前から東欧一の工業力を誇った国だ。
第二次世界大戦中はナチスドイツの占領下にあったものの
枢軸国が敗北すると解放され
規制されていた銃器開発も再開しました。
そしてチェコスロバキアの国営銃器メーカーのCZ社は
様々な銃器を開発しました。
ローラーロッキング方式を採用したピストル、Cz52
AK47とは似て非なるアサルトライフル、Vz58
コンパクトサブマシンガン、Vz61
など……
そんなチェコスロバキアは冷戦時にワルシャワ条約機構に加盟。
しかし1968年に社会主義革命、プラハの春が発生し
チェコスロバキアは西側のNATO加盟国と関係を持つようになった。
そしてNATOでよく使われる9×19㎜弾を使用する
ピストルを作るプロジェクトが立ち上げられた。
そしてフランティシェク・コウツキー主導の元、
CZ社で新型ピストルの開発が進められました。
そうして、1975年に完成した新型ピストルこそが
Cz75なのです。
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