あれから10年





何年たっても

あの日の事は消えませんし、

忘れちゃいけない

そして次の世代にちゃんと伝えて行かなくてはならない




家には女の私とお母さん

そして子供たちしかいなくて

こんな時こそ

男の人が1人でも家にいてほしかったけど

この日からお父さんは職業柄

何日か家には帰ってこられず

旦那さんも仕事で離れてて

帰ってこれたと思ったら

すぐに消防団で家を空けた。


電気が使えなかったので

今までの生活とは一変

ローソクの灯りで過ごし

みんなでリビングに寄り添って寝た

余震が続く度に恐怖で

今までの世界がなくなっちゃうんじゃ

ないか、全く生きてる心地しなかった

そのうち食事も喉を通らなくなって

常に胃が浮いてる感じで、、、

電気が通って

テレビに映し出された沿岸の風景に

目を疑った、私の想像を越えていた


どうしても

地震や自然災害は防ぎようがないから

1人でも多くの命が助かるよう

これからも

防災の知識も身につけていきたいです。


「津波てんでんこ」



あの日を忘れることなく

亡くなられた方たちの分まで

強く優しく生きていきたい。



東日本大震災で

亡くなられ方へご冥福をお祈り申し上げます。