生活習慣病という病名は、元々は「成人病」と呼ばれていました。

では、なぜ病名が変わったのか。

理由は簡単です。生活習慣次第で子どもでもかかってしまうようになったからです。

生活習慣の乱れの積み重ねが引き起こす病気に子どものうちからかかってしまう…実に恐ろしくて悲しい現実がこの病名には込められています。

日本人の死因の上位3位が「がん」「心臓病」「脳疾患」です。

いずれも日常生活の乱れの積み重ねが本人も気づかないうちに身体に蓄積し、身体が悲鳴をあげた頃には時すでに遅し、最終的には死にいたってしまうことにもなってしまいます。

生活習慣病のもっとも大きな要因は、身体の「酸化」です。
鉄は放っておくと茶色に錆びます。


(右のビンの釘みたいにサビてしまうんです!)


リンゴを切ってしばらく置いておくと表面が茶色になります。

これが酸化です。

そして、酸化は人間の細胞でも起こり、これを老化と私たちはいっています。
自分の身体の細胞が鉄サビのようになっているとは、想像するだけでも恐ろしいですよね。

人間は、酸化を完全に防ぐことはできません。
でも、そのスピードを遅らせることがいくつかの栄養素でできるのです。

具体的には、ビタミンA、C、Eの成分が効果的です。他にも、ミネラルなら、セレニウムが効果的でしょう。

これらすべてバランスよくとることが理想的です。