企業にエントリーをする時には「学校推薦」と「自由応募」があります。
学校推薦
学校に対して募集があった求人に対し、学校から推薦してもらう形で企業にエントリーする方法が学校推薦です。
自由応募
自由応募は、ほとんどの人が『就活』と聞いて思い浮かべる方法でしょう。自由応募では、何社くらい応募するか、またどういった業界の企業にエントリーするかは、学生次第です。
「学校推薦は就職活動でもある。」より
大学の求人票にはこの二つが記載されているのですが、ただ自由応募は誰でも受けられるのですから、どうして記載されているのか疑問に思ったことがあります。
確かに中小企業なら知名度がないため、少しでも学生に興味を持ってもらうように求人票を出しますが、大手企業なら敢えて求人票を出す必要がなく感じます。
これに関しては、求人票を出している大学に対して何かしらの採用でのアドバンテージがあるわけではなく、その大学からエントリーをして欲しいために求人票を出すそうで、つまりターゲットの大学になっている可能性があるそうです。
逆に求人票に乗ってないからと言って採用されないとはなりませんので、積極的にチャレンジしてみて欲しいです。
さて、理系の求人票ですが、文系と同じように大学名に対して求人票が出ていると勘違いしている方が多いですが、実は学科に対して出されています。
企業によってはターゲットとなる学科が決まっていて、例えば企業のホームページなどには採用予定学科がズラズラと書いていたりしますが、求人票に関してはターゲットとなる学科が決まっています。
例えば分かりやすくA社があるとします、このA社の求人票はこんな感じになります。
B大学(偏差値60)
電気電子工学科:2名
機械工学科:0名(求人票なし)
C大学(偏差値50)
電気電子工学科:2名
機械工学科:0名(求人票なし)
つまりこの企業は「電気電子工学科からしか採用しませんよ」を意味していますので、偏差値が高いB大学だとしても機械工学科からは採用しないことを意味します。
実はこれ、自由応募だとしても同じ傾向にありますので、たぶんエントリーをしてもなかなか厳しいかと思いますが、逆に偏差値40くらいの大学だとしても電気電子工学科であれば、十分に採用される可能性があるってことにもなります。
それと大学(大学名による)フィルターに関してですが、大学名によってフィルターが掛かるのではなく、学歴(学部卒か院卒か)によってフィルターが掛かるのを勘違いしている方が多いです。
企業によっては院卒採用が大前提な場合、いくら難関大学の学生だとしても採用されないケースが多々あります。
文系就職では考えられないことですが、これは理系では普通のことで、大学(大学名)フィルターに掛かったと思い込んでいたけれど、実は学歴(学位)フィルターに掛かっていたケースはかなり多いです。
企業説明会などで学部生が総合職を希望していて、その企業から一般職に促される場合はこのパターンになります。
また学部卒なら全く違う業界へ自由応募で文系就職をすることが出来ますが、院卒になると名の知れた大手企業に入ることが出来るけれど、その代わりに選べる企業が研究内容によって決まってしまいます。
それでも文系就職が出来ないこともないけれど、企業は理系の院卒で歳を食った学生はあまり採用したいと思いませんし、そもそも営業がメインとなりますから学位は必要ないです。
ですので院進するのならある程度将来を決めておく必要があります。
纏めると、専攻する学科で将来がある程度決まってしまうのが理系で、大学名や偏差値だけで決めると後々後悔する可能性がありますので、そのことを理解して大学選びをして頂ければと思います。
文系と理系は全然違いますので、そこは注意が必要です。