カップで砂のプリンがキレイにできて
嬉しかったのに
楽しみにしていたマンガを買えたことが
嬉しかったのに
猫が私に向かって走って来てくれたのが
嬉しかったのに
データが残ってない

明日が来てしまう恐怖の映像ばかりが
鮮明に残っていて
繰り返し見てしまったあの日

ふとんのなかで一生を終えたいと
願ったのも
そんな映像しか見なかったから

孤独なんて
寂しいなんて

そんな言葉だけで終わらせないで

今ある人生データでしか
感情を起こせないだけ

もういいかげん
自分の映画を撮りにいこう