老健に向かう車の中でも
姑はブツブツとずっと文句を言っていた
私は運転しながらずっと無言でそれを聴いていた
後部座席には姑と舅
舅は文句を言う姑をなだめていたがそのうち姑が
「うるせ〜〜んだよ
」
とどなり車内は静かになった
老健に着き
部屋に案内されて
私は、部屋の箪笥に持って来た洋服をしま
っている間
姑は暴れまくっていた
「何にも言わずにこんな所に入れやがって、お前らこそこそしやがって
」
と凄い剣幕と暴言と暴れまわっていた
その間私は何も言わずに淡々と
洋服を箪笥に片付けていて
舅が姑の相手をしていたけど
舅が「俺じゃダメだ変わってよ」と言ったけど
こんなに興奮していたら私が代わってもダメだし早く片付けたいから
「私も困る、おじいちゃんみてて」と返した
舅は今までずっと姑と向き合わすに逃げてきたからね
嫌な事は人に丸投げしてきたし
病院からは車椅子で全く歩こうとしなかった姑だが
怒って興奮してたらベットから窓まで自分で歩いて行っていた
部屋は1階なので窓から出れると思った姑
勿論窓から外には出れない
10センチ位開くけどそれ以上開かない
それがわかった姑は、今度は部屋のドアの方に行こうとして転びそうになったところを舅が止めて、そこからは床で小さな子供が駄々をこねている様なことをしていた
それからベットに戻すと
暴れたせいか直ぐに寝てしまったけど
10分位したら「トイレ行きたい」と言って目を開けたので
ヘルパーさんにトイレお願いした
部屋で舅と2人になった
舅は姑が暴れた際に引っ掻かれたのか手から流血していた
家に帰り、夫が仕事から帰宅すると
この事を話した
「もう、本当に嫌だった、また違う老健に移る時は私は事務手続きはするけど、姑の面倒は他の義兄弟でみるように言って」と言った
次の日の朝
姑がいる老健から電話が有った
「昨晩は殆ど寝てなくて、朝方転倒して尻餅をついてしまいました、外傷などはみられませんが」と言うことだった
私は「そうですか、お世話おかけしてすみません、よろしくお願いします」と言って電話を切った