おじいちゃん
お爺ちゃんとお別れをして2週間経ちました。
今日はうちの寺院で三七日(みなのか)があって、門徒さんや親戚のおばちゃんがお参りに来てくれました。
ここで2週間前のことを少し。
朝の8時半頃、お父さんが看護士さんから連絡を受けて急いで病院に向かいました。
到着後、すでにお爺ちゃんは息をひきとっていました。
しかし、人工呼吸器が送り込む空気で胸が上下していたのと、横一直線を記すはずの心電図が心臓ペースメーカーの効力で波打っていたのもあって、あまり実感がわきませんでした。
でも、
「おじいちゃん」
と声をかけても、目が開くことも体が動くことも声を出すこともなく、あぁやはりそうか、と思ったり。。。
それから後は、親戚や寺院の関係者に連絡をとったり、葬儀屋さんと打ち合せをしたり、ひたすらお茶を入れたり…。
近くの親戚からまったく血のつながっていない親戚の親戚まで駆け付けてくれて、誰が誰やらわからない状態のまま挨拶をしたり会話の相づちを打ったりで、仮通夜から葬儀まで本当に嵐のようでした。
夜になると、まだ棺に入っていない布団に横たわったままのお爺ちゃんをこっそり見にいきました。
昔は短くてよくジョリジョリされた髭も、もぅサンタクロースのように伸びていて、
「サンタさんやなぁ」と私が言うと、お爺ちゃんは
「これはおじいちゃんのお父さんとお揃いなんや」と怒りながらも自慢げに話をしていたのを思い出します。
頑固で我儘でよく喧嘩もしたけど、何かあったとき一番に報告する相手はいつもお爺ちゃんでした。
これから独り言になっちゃうねぇ、おじいちゃん。
今では三つの箱に分けられてうちの本堂にいます。
すごく綺麗な白なんです。
糖尿病で足を両方とも切断しちゃったけど、すごく丈夫で硬くて、ずっと寝たきりだったとは思えないくらい。
たぶん本気を出したら、リハビリして義足で立って歩くこともできただろうに。面倒臭がりのお爺ちゃんらしいな。
お疲れさまでした。
ありがとう、おじいちゃん。
長文乱文失礼。
今日はうちの寺院で三七日(みなのか)があって、門徒さんや親戚のおばちゃんがお参りに来てくれました。
ここで2週間前のことを少し。
朝の8時半頃、お父さんが看護士さんから連絡を受けて急いで病院に向かいました。
到着後、すでにお爺ちゃんは息をひきとっていました。
しかし、人工呼吸器が送り込む空気で胸が上下していたのと、横一直線を記すはずの心電図が心臓ペースメーカーの効力で波打っていたのもあって、あまり実感がわきませんでした。
でも、
「おじいちゃん」
と声をかけても、目が開くことも体が動くことも声を出すこともなく、あぁやはりそうか、と思ったり。。。
それから後は、親戚や寺院の関係者に連絡をとったり、葬儀屋さんと打ち合せをしたり、ひたすらお茶を入れたり…。
近くの親戚からまったく血のつながっていない親戚の親戚まで駆け付けてくれて、誰が誰やらわからない状態のまま挨拶をしたり会話の相づちを打ったりで、仮通夜から葬儀まで本当に嵐のようでした。
夜になると、まだ棺に入っていない布団に横たわったままのお爺ちゃんをこっそり見にいきました。
昔は短くてよくジョリジョリされた髭も、もぅサンタクロースのように伸びていて、
「サンタさんやなぁ」と私が言うと、お爺ちゃんは
「これはおじいちゃんのお父さんとお揃いなんや」と怒りながらも自慢げに話をしていたのを思い出します。
頑固で我儘でよく喧嘩もしたけど、何かあったとき一番に報告する相手はいつもお爺ちゃんでした。
これから独り言になっちゃうねぇ、おじいちゃん。
今では三つの箱に分けられてうちの本堂にいます。
すごく綺麗な白なんです。
糖尿病で足を両方とも切断しちゃったけど、すごく丈夫で硬くて、ずっと寝たきりだったとは思えないくらい。
たぶん本気を出したら、リハビリして義足で立って歩くこともできただろうに。面倒臭がりのお爺ちゃんらしいな。
お疲れさまでした。
ありがとう、おじいちゃん。
長文乱文失礼。
弟の受験
今日は、5歳半離れた弟の高校受験の日である。
朝4時頃、ふと目を覚まして1階に降りてみると、弟はすでに起きていた。
朝風呂に入る準備をしている。
暗闇からフッと出現した姉に驚く弟。
家族の中で一番でかいくせに、小心者で度胸のないヤツではあるが、変な縁担ぎをする癖がある。
昨日なんか、「やっぱり新品のを揃えたほうが気が引き締まっていいだろう」という理由で、わざわざ新品の鉛筆を1ダース買いに行かされたのだ。
自分で買いに行かずに、姉に頼むあたりが可愛らしいが。
新品がいいのなら、ついでに消しゴムも買ってやろうと、2個セットの消しゴムも一緒に買い、弟に渡す。
すると弟は「なんで2個も消しゴムがいるのか」と聞いてきた。
「そりゃぁ、1個消しゴム落としても、もう1個消しゴムがあったら動揺しないじゃない」
と言うと、
「自分で拾うし大丈夫だ」
と言い張る。
それはれっきとしたカンニング行為であることに気付いていないようだ。
今日の受験、大変、心配である。
朝4時頃、ふと目を覚まして1階に降りてみると、弟はすでに起きていた。
朝風呂に入る準備をしている。
暗闇からフッと出現した姉に驚く弟。
家族の中で一番でかいくせに、小心者で度胸のないヤツではあるが、変な縁担ぎをする癖がある。
昨日なんか、「やっぱり新品のを揃えたほうが気が引き締まっていいだろう」という理由で、わざわざ新品の鉛筆を1ダース買いに行かされたのだ。
自分で買いに行かずに、姉に頼むあたりが可愛らしいが。
新品がいいのなら、ついでに消しゴムも買ってやろうと、2個セットの消しゴムも一緒に買い、弟に渡す。
すると弟は「なんで2個も消しゴムがいるのか」と聞いてきた。
「そりゃぁ、1個消しゴム落としても、もう1個消しゴムがあったら動揺しないじゃない」
と言うと、
「自分で拾うし大丈夫だ」
と言い張る。
それはれっきとしたカンニング行為であることに気付いていないようだ。
今日の受験、大変、心配である。
はじまり
小学校のときなどは、地元の有線放送に選ばれたりするくらい作文が好きだったのに、今となっては自分のことをアピールする文さえままならないくらいの文章力の低下とボキャブラリー不足に悩む私です。
ちゃんとした、いや、内容や文法はメチャクチャだろうけれど、文章を書こうと思い立ち、真っさらな状態でコレはじめます。
私の自己満足の世界へようこそ。
ちゃんとした、いや、内容や文法はメチャクチャだろうけれど、文章を書こうと思い立ち、真っさらな状態でコレはじめます。
私の自己満足の世界へようこそ。
