ATMのワークをやっていくと、体のそれぞれのパーツが連携・協働して動くようになります。
体の物質的・解剖学的な側面(ハード)においては、各パーツはつながっているということはできますが、体が動きを始めたときに、それぞれのパーツが連動・連携して動くかというと、必ずしもそうなりません。
それまでに培ってきた習慣的な動き方[癖]によって、部位を固めたり、いくつかのパーツをひとまとめにして動くことによって、他の部位・パーツが連動しない状態で動いていたりします。
ハード的(構造的)にはつながっているけれども、働き(機能的)においては連動・連携していないということになります。
各パーツの動きが連動・連携していないと、目的とする動きに対してのエネルギー効率が悪いだけでなく、場合によっては動きの邪魔をする力のベクトルがあると体を痛める原因にもなります。
ATMのワークでは、この連携していない各パーツを機能的に連動・連携させるということを主な目的としています。
この連動・連携する動きを、「協動」とか「シナジー(シナジェティック)」と表現したりします。
このメソッドでは、「統合された動き」とか「機能的統合」という表現を使うことが多いです。
筋トレやストレッチなど、パーツ(構造)に働きかけるのではなく、動きという機能(働き)を調整し統合していくというという意味で「機能的」統合と呼びます。
そして動きに関する機能を担っているのは、主として動きに関する神経系なので、この神経系の働きを変化させ、調整していくというアプローチをすることになります。