☆一番辛かった記憶☆
何か嫌な事があったら、物凄くいやだけと、その時の事を考える。
…………
うん、大丈夫。
あんな絶望感は、きっともう二度とない。ごめんだわ。
それに比べたら、大抵の事は大丈夫、乗り越えられるって思える。
あの夜、帰って来ないかもしれない彼を泣きながら電話で見送った日。自分を責めながら、夜が空けるまで、私は一睡も出来なかった。
初めての恐怖。
あの日、滅多に口にする事をしない彼が『またな』って言って、外国へ行ったきり消息不明になった。
初めての絶望。
2ヶ月後、生きてるって分かるまで、私の世界はセピア色だった。
だからかな
何があっても
生きて幸せでいてくれるなら
相手が私じゃ無くても構わない
なんて
考え方するようになったのは
迷惑になりたくなくて、心配で眠れなかったの一言が言えなかった。
気を遣わせたくなくて、大丈夫って強がりを言った。
自由に羽ばたく彼の重荷になりたくなくて、愛してる、側にいさせてって言えなかった。
私はやっぱり、気の使い方がたまに物凄く変な方向にいくらしい(笑)
何が嘘で、何が本当だったかなんて知らない。
いつも、必要以上には聞かずに、たわいもない会話ばかりしていた。
全部が嘘でも良かったの。貴方が、例えまったくの別人でも、私と話してる時の貴方が私の全て。
かけてくれた時間・言葉・気遣い・優しさ……それが私の真実だった。
文章に出来るようになるまでに、だいぶ時間がかかった。
今までも何回も、書こうとしては途中で思い出したくなくて消した。
たくさんの嘘と、溢れるばかりの優しさをくれた人だった。
無類の女好きだったけど(笑)
女性不信と女好きって、正反対だけど共存するんだよね(爆)
今の私があるのは、間違いなく、貴方がいてくれたからだよ。
あまのじゃくで、分かりづらくて、世の中斜めに見てた私を、貴方は最後に、好きな人にちゃんと笑って好きって言えるようにしてくれた。
まだまだ、メンドイ所いっぱい残ってるけどね(/ω\*)←

こうやってみると、旦那様はよく、私に付き合えるなぁって思った(・ω・`)

←←
可愛げなし(チーン)
ねぇ、旦那様。
私が交わす、最後の約束にしてね。
病めるときも
健やかなるときも
死が二人を別つまで……。