子どもが通学する学校の学費、学習塾に習い事など、
子どもを通わせることに関しては
惜しげもなく費用を投じる両親は多いのですが
本来、子どもの育児・教育に関して、最も要となる部分、
「子どもの育児・教育方法」そのものを学ぶことに、
時間とお金を費やす方は本当に少ないです
その結果、しっかりとした
「教育方針」が定まっていないまま
その時々に目耳に飛び込んできた情報を頼りに、
いきあたりばったり的に、通える学校や、
学習塾や習い事に通わせているだけの、
状態に陥っている場合が多いです
具体的な目的地も無い経路も手段も分からない状態で、
なんとなく、「子どもの教育」っぽいことを続けてしまうだけ
こうした教育方法では、子どもたちが22歳を迎えた時、
素晴らしい状態で社会人になれるということにはなり得ないと思います
素晴らしい状態になるのも、
ダメダメな状態になるのも、すべては運次第
子どもたちの将来が、
偶然のラッキー的なものに左右されてしまうなんて
とても恐ろしいことだと思います
さらには、本来「子どもの教育」にとって一番重要なことは
どこの学校に行けば良い
どこの学習塾や何の習い事をすれば良い
などという画一的なものがあるわけではなくて
住んでいる場所
両親の経済状況や、自由になる時間など、
それぞれの家族チームを取り巻く環境によっても異なってきます
「素晴らしい状態」と言っても、家族チームによっては、
思い描く子どもの状態も、全く同じにはなりません
学校、学習塾、習い事などは、枝葉のお話になるわけですが
しかし「子どもの育児・教育」に
絶対に欠かすことのできない「根幹」部分には、
「共通項」というものがあるわけです
「根幹」部分を習得するために、
学校、学習塾、習い事がある
学校、学習塾、習い事を選択して行く
「根拠」とも言える部分が、「根幹」にある
つまり「子どもの育児・教育」における
「根幹」部分を押さえた上で
「根幹」にあたる部分を、習得するための具体的な活動として
「枝葉」の学校、学習塾、習い事を選択して行く
という相対関係が成り立つわけです