取り組みを開始時点の
長女の偏差値が45とした場合
偏差値45=上から69%なので、本来は完全に、
就職・専門学校・アルバイトなどの非受験者層に入っているわけです
仮にこのまま大学進学を希望した場合
特に何もしなければ、
人気がなく定員割れをしている
偏差値35〜40の大学に進学することになるのが普通です
つまり、長女が取り組みを開始した時点の実力は
本来なら、偏差値35〜40の大学に
「無事に大学進学できて良かったね」
という状態スタートだったことになります
長女が偏差値45スタートで、
偏差値70以上の国立大学進学を
目指すというのはどういうことでしょうか
大学受験時の「偏差値70」というのは
「偏差値70=上位2%」。
つまり、高校の上位〜55%の大学を
進学する高校生の中で構成された偏差値70ということです
100人中55人の中で再構築される偏差値の中での
「偏差値70≒上位2%未満」ということになります
さらに、大学受験には、
高校受験の時には参戦しなかった
開成、筑駒、麻布の御三家を頂点とする
中高一環学校の中学受験組も続々と参戦
受験者の幅も、
都道府県を問わず全国規模に拡大してしまいます
・偏差値が高い = 全国規模で人気
・人気の無い大学は全国でも人気が無い
・人気のある大学は全国でも人気で
日本全国の偏差値70超の進学校の
トップレベルたちが受験しに来る
・・・ということで、偏差値60(上位16%)以上の人気大学というのは、
実は数値化される偏差値以上に、熾烈な競争が発生しているわけです
「上場企業内定=就職戦争」でも、
人気大学卒のメリットがあまりにも大きすぎるので当然です
そんな、大学受験生の2%未満受験の頂点と言われる領域に、
中3までは、全く目標もなく、やる気もなく、
YouTube視ながら寝っ転がっていた偏差値40台の底辺高校生が
いきなり「偏差値70の大学進学を目指す」ということは。
普通は、どこの塾や予備校に相談を持ちかけても
「無理」と言われるどころか
「失笑」されてしまうレベルのお話なのです