「ヨメはいつも
イライラして
オレに当たる。
忙しくて帰れない日も
あるけど、オレは
お仕事頑張っているのだから、
そこは分かってほしんだけど」
サラリーマン、
自営業者
どちらにも、
家族持ちの
上司・先輩たちとの
会話の中で、
よく出てくる言葉です
「オレもなるべく
育児・子育てに
参加しようと思っていて、
手伝ってるつもりなんだけど。」と
しかし、
実はこの言動から
見られる考え方自体、
おかしいことが
発生してることに
世のお父さんたちは
気づけていません
アメリカの
メジャーリーグの
中継などで
メジャーリーガーや
監督など、
絶対に欠かすことが
できないと思われるような
重要な役割を
担っているような方々でも、
時々試合を休むことが
あることがあります
奥様の出産、
子どもたちの
入学式や
卒業式など、
家族のイベント目的で
休んでいるのです
これに対して、
その試合を中継している、
日本側のアナウンサーや
解説者たちが、
その判断について、
「奥さんが怖いんですかね」
と茶化して
コメントしたりします
メジャーリーガーや
監督たちが、
自分が本当に
行きたくて行っていることが
理解できていないのです
一生に一度の
子どもの
成長の記念日に
立ち会いたくて
立ち会っていると
「行かずにはいられない」
行きたくて行っている
しかし、
日本側のアナウンサーや
解説者たちは、
この考え方を
全く理解できません
なぜなら、
自分自身は
そう思ったことがないからです
だから、彼らが
「大切なお仕事」
を休んでまで、
無理矢理
行かされると
自然に考えてしまうのです
子どもの成長に
立ち会うことができる
「権利」だと
考えているお父さん。
子どものイベントに
立ち会わなければならない
「義務」だと
考えているお父さん。
子どもの
入学式や卒業式という
同じイベントに
参加している
お父さんたちの中でも。
「権利」だと思って
参加してる人と
「義務」だと思って
参加している人がいる
両者間には
天地ほどの差があります
なぜか
日本の会社の中で、
自然と培われる
「常識」に基づくと。
子どもというものは、
あたかも奥さんの
付属物的なもので
あるとされています
だから、
お父さんたちの口からは
ことごとく「参加する」とか
「手伝う」なんて
言葉が飛び交うのです