久石譲コンサート

去る7月17日 有休を取り行ってきた。

 

 

先月?先々月?娘が

 

「一般公演のチケット、実は申し込んでいたのがはずれたんだけど追加公演が当たったから有休とってね!」

 

そう連絡してきた。

 

 

私と娘は相変わらずジブリ美術館に足しげく通っている。

 

もう美術館ができてからかれこれ20年以上通い詰めている。

 

熱狂的なジブリファンというわけではないが、常に娘とわたしの生活の中にはジブリが欠かせないセンテンスとして存在している。

 

 

そして猛暑の中、訪れた東京ドームでの追加公演。

特段事前に情報を入れず、ただただ純粋に楽しもうという気持ちで行った。

 

クラシックコンサートなので席は特に気にしていなかったが 娘の強運は相変わらずで、アリーナ席のほぼ真ん中で大変見やすい席だった。

 

 

始まってすぐ、あたりでは鼻をすする音。

 

しかも一人や二人ではなかった。

それはまるで

 

 

 

久石譲とロイヤルフィルハーモニー管弦楽団と鼻水のコラボレーション。

 

 

 

とはいえ私もフィルムを見ながら様々な思い出があたまに浮かび。言葉にできない感情が次々とこみあげ困った。が、クラシックコンサートで泣くという概念がないため「これはいけない」とこらえていた。(涙をこぼさなかった理由は他にもあったがそれはまた今度)

 

でも いわゆる「クラシックコンサート」という括りに入らない。

 

なんのカテゴリにも属さない。

 

終わり間近になりその味わったことのない空気でそう感じた。

 

 

宮崎駿と久石譲。

 

同じ時代に生き、出会い、作品を作り上げた奇跡。

 

その時代に生まれその作品を好きになった私の幸せ。

 

 

ものすごく端的に言うとそんな感じ。

 

 

昼間から止まらないスタンディングオベーション。

 

体験したことのないコンサートだった。

 

 

のちに、久石譲氏のジブリのフィルムコンサート日本公演は実に17年ぶりだったこと、12万人の枠に対し120万人の応募があったこと、そのツアーが2017年から始まり8年越しのファイナルをその日東京ドームで迎えたことを知った。(予備知識足りなすぎ)

 

 

まさかの譲久石氏コンサートでの銀テープ発射は事前に娘から聞いていたので驚かずにすんだが、私の隣に座っていた大学生くらいのファーストサマーウイカ似の女の子がそれを拾い集め

 

 

「よかったらどうぞ」

 

 

と私たちにも分けてくれた。

 

 

 
 
 
それまで 今どき、さらに強めに見えたウイカちゃんが一緒にいた友人に言ったピュアな言葉はその日の私の心をぐっさりと突き刺した。
 
 
 
「ずっと目の真ん中に大きい涙の粒があってぜんぜん前が見えなかった」
 
 
 
若さは何物にも代えがたい宝だ。
 
 
 
想像以上に感情があふれた、そんな日でした。
 
 
 
 
 
その日の夜。
欲しくても今までその金額に二の足を踏んでいたジブリ美術館の商品を大人買い。


 

若い時にはできないこともある。