社会に出たら学校で習ったことは役に立たないのに、何で勉強する必要があるんですか?


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1つ考えられるのは次の扉を開くために必要なのが【学校で勉強したこと】という鍵だからです。

○○大学に入るためには△という鍵(これがテストの問題を解くための知識ですね)が必要だ。たとえ大学を出てからA社に入社するために必要なのが□という鍵だということを知っていても、A社に入社するには○○大学を通っておかないと面接会場にすらたどり着くことができない、ということが多々あります。

ワンピースで例えると、次の島に行くためのログを今の島で貯める必要があるようなものです。

次の島に行くと、前の島のログは消えてしまうのです。しかし、次の島で消えるとわかっていても、今の島のログを取っていないと次の島にすらたどり着くことができない。

効率を上げるために「今日の時点で自分がやらなければならないことを飛ばす」ということはできないのです。


学校で学んだことがそのまま社会で役に立つということもありますし、全く役に立たないこともあります。

しかし、社会に出たとしても【勉強】は一生続きます。学校の授業内容だけが勉強ではないのです。「社会に出てからの勉強の仕方」を学校で習っていると思ってください。

一夜漬けも勉強です。社会に出てからだって必要であれば一夜漬けもします。

「なんだか今勉強していることは社会に出たときに役に立たないみたいだし、意味がないよな」とも思うかもしれません。でも、今習っていることは今しか勉強できないとも考えてみてください。

他の場面で、今習っていることを学べる機会はありません。受験に向けて必死に勉強する機会はそうそうありません。今しかできない。本当に大変だとは思いますが、2度とこんなに勉強する機会はないんだと思って、学生時代を楽しんでください。

また何かございましたらご連絡くださいませ。

今後とも宜しくお願いいたします。

ありがとうございました。

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