テニス沼に一歩
体験クラスから入門クラスへ、まだまだ球出し練習である。
道具も揃った。
コーチの褒め技はキラキラの雨あられ。
体験テニスから、2カ月して程なく もうこの頃からテニス沼に一歩踏み込んでおった。
その兆しは自分の源泉「エースを狙え!」を読み返したところからであった。
懐かしかったなあああ、子供のころのように夢中になって読みました。
当時全盛だったマッケンローとか、キング夫人とか、ウッドのラケットとか、記憶がよみがえる。
で、コーチが死んじゃうんだよな「岡!エースを狙え」って念を送って。
子供時代に埋め込まれたタイムカプセルが突然開きました![]()
レッスンも振替を利用しながら、一度も休むことなく完全燃焼。
いつか夏の軽井沢でテニスするんだ~なんて想像したり。
家の庭で子供時代さながらに 素振りしたり、壁打ちしたり、サーブ打ってみたり。
で、ボールが塀を超えて隣の家の車のボンネットに落ち、「ボコッ」と大きな音がして凹んだのではないかとヒヤリとしたり。
何より危険だったのが、テニスをしている自分に陶酔し始めたこと。
憧れのテニスプレーヤーに48歳にしてなれたのである。
もっと若い時に始めりゃいいものを、若い時は「すでに始めるには遅い」と確信があって手を付けなかった。
背筋が伸び、何か誇らしさのようなものを感じた。
「テニスしてるんです」と言う自分に酔った。
今思うと、もうすでにテニス沼に一歩踏み入れていたのである。
まだ引き返せた、この時ならば。![]()