住宅向けのLAN構築 その2
前回の「その1」は一戸建てについてのお話しでしたが、今回は「より一般的な」
集合住宅向けのISPと宅内のLANについても書かせて戴こうと思います。
更に今回は遅延について・・
新築物件で導入される集合住宅向けのISPサービスはADSLからPNAやVDSLへ、
そしてLANやFTTHといったサービスに移行しつつあります。
「光」なのか「光以外」なのか?ばかりに目を囚われて、体感的に「早い」か
「遅いか」で満足されている方も多いのではないでしょうか?
MTUなどを調整して「速くしよう!」とお考えになるよりは、調整しなくても
そこそこ使えるサービスを選択される方が賢明です。
■宅内まで光ケーブルが来る「FTTH」は、速さとは裏腹に様々な落とし穴があります。
・中古マンションを購入して入居前にリフォームを依頼したら、工事業者に
光ケーブルを切られてしまった!
⇒修理代が5~6万円以上かかるケースがあります
・光ケーブルが宅内で露出している部分があり、家具の移動の際に引っ掛けて
切ってしまった。
⇒同上の修理代が・・・
・夏休みに海外旅行に行って帰って来たら、宅内のONU(光→LANに信号を変換する機器)
が(閉め切っていた為に)熱で壊れていた!(徐々に遅くなって最後に壊れたり
)
⇒やはり似たような修理代が・・・
とにかくFTTHはケーブルも機器も高価な物です。決してコストパフォーマンスが良いとは
思えません。ある日突然高額な修理代が掛かるのがとても恐ろしいサービスですw
※切れたケーブルや壊れた機器は、秋葉原やネットで安く買って来てポンと交換する事は
普通の方には出来ません。(互換性という意味ではPNAの子機位なら行けそうですが・・)
1000BASE-Tでしかリンクしないメディアコンバーターやスイッチが有ったりすると
更に話がややこしくなります
■次にADSLやPNA・VDSLについて・・・
これらのサービスで良く問題になるのは「遅延」です。最初から遅い場合もありますし、
ある日突然(何もしていない筈なのに)遅くなる事もあります。
今までの経験上、最も多い原因は「電話線に入り込むノイズ」です。
特に集合住宅の電話用の主配線盤室(MDF室)~各戸の辺りで漏話があると、治せない事
が多いようです。
皆がA社のVDSLを利用している内は平和ですが、B社とかY社などが後から入って来ると
この不思議な現象(漏話)が発生し易くなります。
※もし自分がマンションの管理組合の理事やオーナーなら、電話線を使うサービスは1社限定に
したいところです
PNAは統一規格なので他社のPNA子機でも通信が可能ですが、VDSLなどはメーカー毎に
仕様が違うので、親機と子機は同じメーカーの同じシリーズでないと通信が出来ません。
住友の一部機種(VTE)などは後継機に互換性が有ったりしますが、メーカーによっては
VDSLの機器の取り扱いを止めてしまう所もあるので、親機&子機の機器が不足すると
サービスの存続が出来なくなったりします
■LANなら壊れても何とかなる
マンション共有部の機器や、宅内のLANジャックのパネルが破損しても「まともな値段」で
修理できるのがLAN配線の良い所です。
一概にLANと言っても高層物件に竣工時から導入されるようなISPの場合は、MDFから中継する
フロアまでの区間が光配線である事もあります。
その区間のメディアコンバーターなどが故障しても、その都度修理費を各戸で負担する事は
ないので「FTTHを謳って導入されるサービス」よりも安心して利用が出来ます!
同じ物件で「P2Pソフト」を利用して大量通信しているユーザーがいても、速度遅延が発生し
ISPへ申告があれば、ユーザーを特定して注意喚起や利用停止で対処して貰う事も可能です。
※沈静化するまでの対応が少し長くなったりしますけど
つづく
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天体戦士サンレッド OPテーマ「溝ノ口太陽族」
集合住宅向けのISPと宅内のLANについても書かせて戴こうと思います。
更に今回は遅延について・・
新築物件で導入される集合住宅向けのISPサービスはADSLからPNAやVDSLへ、
そしてLANやFTTHといったサービスに移行しつつあります。
「光」なのか「光以外」なのか?ばかりに目を囚われて、体感的に「早い」か
「遅いか」で満足されている方も多いのではないでしょうか?
MTUなどを調整して「速くしよう!」とお考えになるよりは、調整しなくても
そこそこ使えるサービスを選択される方が賢明です。
■宅内まで光ケーブルが来る「FTTH」は、速さとは裏腹に様々な落とし穴があります。
・中古マンションを購入して入居前にリフォームを依頼したら、工事業者に
光ケーブルを切られてしまった!
⇒修理代が5~6万円以上かかるケースがあります

・光ケーブルが宅内で露出している部分があり、家具の移動の際に引っ掛けて
切ってしまった。
⇒同上の修理代が・・・
・夏休みに海外旅行に行って帰って来たら、宅内のONU(光→LANに信号を変換する機器)
が(閉め切っていた為に)熱で壊れていた!(徐々に遅くなって最後に壊れたり
)⇒やはり似たような修理代が・・・
とにかくFTTHはケーブルも機器も高価な物です。決してコストパフォーマンスが良いとは
思えません。ある日突然高額な修理代が掛かるのがとても恐ろしいサービスですw
※切れたケーブルや壊れた機器は、秋葉原やネットで安く買って来てポンと交換する事は
普通の方には出来ません。(互換性という意味ではPNAの子機位なら行けそうですが・・)
1000BASE-Tでしかリンクしないメディアコンバーターやスイッチが有ったりすると
更に話がややこしくなります

■次にADSLやPNA・VDSLについて・・・
これらのサービスで良く問題になるのは「遅延」です。最初から遅い場合もありますし、
ある日突然(何もしていない筈なのに)遅くなる事もあります。
今までの経験上、最も多い原因は「電話線に入り込むノイズ」です。
特に集合住宅の電話用の主配線盤室(MDF室)~各戸の辺りで漏話があると、治せない事
が多いようです。
皆がA社のVDSLを利用している内は平和ですが、B社とかY社などが後から入って来ると
この不思議な現象(漏話)が発生し易くなります。
※もし自分がマンションの管理組合の理事やオーナーなら、電話線を使うサービスは1社限定に
したいところです

PNAは統一規格なので他社のPNA子機でも通信が可能ですが、VDSLなどはメーカー毎に
仕様が違うので、親機と子機は同じメーカーの同じシリーズでないと通信が出来ません。
住友の一部機種(VTE)などは後継機に互換性が有ったりしますが、メーカーによっては
VDSLの機器の取り扱いを止めてしまう所もあるので、親機&子機の機器が不足すると
サービスの存続が出来なくなったりします

■LANなら壊れても何とかなる
マンション共有部の機器や、宅内のLANジャックのパネルが破損しても「まともな値段」で
修理できるのがLAN配線の良い所です。
一概にLANと言っても高層物件に竣工時から導入されるようなISPの場合は、MDFから中継する
フロアまでの区間が光配線である事もあります。
その区間のメディアコンバーターなどが故障しても、その都度修理費を各戸で負担する事は
ないので「FTTHを謳って導入されるサービス」よりも安心して利用が出来ます!
同じ物件で「P2Pソフト」を利用して大量通信しているユーザーがいても、速度遅延が発生し
ISPへ申告があれば、ユーザーを特定して注意喚起や利用停止で対処して貰う事も可能です。
※沈静化するまでの対応が少し長くなったりしますけど
つづく
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天体戦士サンレッド OPテーマ「溝ノ口太陽族」