ファーストヘルプ インターネット出張設定サポート 顛末記 -338ページ目

住宅向けのLAN構築 その2

前回の「その1」は一戸建てについてのお話しでしたが、今回は「より一般的な」

集合住宅向けのISPと宅内のLANについても書かせて戴こうと思います。

更に今回は遅延について・・


新築物件で導入される集合住宅向けのISPサービスはADSLからPNAやVDSLへ、

そしてLANやFTTHといったサービスに移行しつつあります。

「光」なのか「光以外」なのか?ばかりに目を囚われて、体感的に「早い」か

「遅いか」で満足されている方も多いのではないでしょうか?

MTUなどを調整して「速くしよう!」とお考えになるよりは、調整しなくても

そこそこ使えるサービスを選択される方が賢明です。


■宅内まで光ケーブルが来る「FTTH」は、速さとは裏腹に様々な落とし穴があります。

・中古マンションを購入して入居前にリフォームを依頼したら、工事業者に

 光ケーブルを切られてしまった!

⇒修理代が5~6万円以上かかるケースがあります むかっ

・光ケーブルが宅内で露出している部分があり、家具の移動の際に引っ掛けて

 切ってしまった。

⇒同上の修理代が・・・

・夏休みに海外旅行に行って帰って来たら、宅内のONU(光→LANに信号を変換する機器)

 が(閉め切っていた為に)熱で壊れていた!(徐々に遅くなって最後に壊れたり叫び

⇒やはり似たような修理代が・・・

とにかくFTTHはケーブルも機器も高価な物です。決してコストパフォーマンスが良いとは

思えません。ある日突然高額な修理代が掛かるのがとても恐ろしいサービスですw

※切れたケーブルや壊れた機器は、秋葉原やネットで安く買って来てポンと交換する事は

 普通の方には出来ません。(互換性という意味ではPNAの子機位なら行けそうですが・・)

 1000BASE-Tでしかリンクしないメディアコンバーターやスイッチが有ったりすると

 更に話がややこしくなりますしょぼん


■次にADSLやPNA・VDSLについて・・・

これらのサービスで良く問題になるのは「遅延」です。最初から遅い場合もありますし、

ある日突然(何もしていない筈なのに)遅くなる事もあります。

今までの経験上、最も多い原因は「電話線に入り込むノイズ」です。

特に集合住宅の電話用の主配線盤室(MDF室)~各戸の辺りで漏話があると、治せない事

が多いようです。

皆がA社のVDSLを利用している内は平和ですが、B社とかY社などが後から入って来ると

この不思議な現象(漏話)が発生し易くなります。

※もし自分がマンションの管理組合の理事やオーナーなら、電話線を使うサービスは1社限定に
 したいところです爆弾

PNAは統一規格なので他社のPNA子機でも通信が可能ですが、VDSLなどはメーカー毎に

仕様が違うので、親機と子機は同じメーカーの同じシリーズでないと通信が出来ません。

住友の一部機種(VTE)などは後継機に互換性が有ったりしますが、メーカーによっては

VDSLの機器の取り扱いを止めてしまう所もあるので、親機&子機の機器が不足すると

サービスの存続が出来なくなったりします 叫び

■LANなら壊れても何とかなる

マンション共有部の機器や、宅内のLANジャックのパネルが破損しても「まともな値段」で

修理できるのがLAN配線の良い所です。

一概にLANと言っても高層物件に竣工時から導入されるようなISPの場合は、MDFから中継する

フロアまでの区間が光配線である事もあります。

その区間のメディアコンバーターなどが故障しても、その都度修理費を各戸で負担する事は

ないので「FTTHを謳って導入されるサービス」よりも安心して利用が出来ます!

同じ物件で「P2Pソフト」を利用して大量通信しているユーザーがいても、速度遅延が発生し

ISPへ申告があれば、ユーザーを特定して注意喚起や利用停止で対処して貰う事も可能です。

※沈静化するまでの対応が少し長くなったりしますけど

つづく

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