令和元年7月10日
新宿Fu-
めろんぱん 「ペット」
春組織 「泥棒」
おべんとばこ 「ショートコント」
銀兵衛 「消火器」
ニッキューナナ 「宴会芸」
コル 「時代劇」
フェー 「男女コンビ」
ひつじねいり 「エセ関西弁」
MC モグライダー芝
このライブはすべて新ネタでなければならず、ネタを他のライブで試して持ってくるということができない。ここでやったネタが叩き台となる。言い方がよくないが、ごまかしが効かない。実力がむき出しになると言える。
毎月観ていると、それぞれの組の持ち味というものがわかってくる。ネタの台本が面白い面白くないとは別に、持ち味が消えてないかという視点もあるので、ネタが未完成で、なんだこれは?と思っても、持ち味が出ていたから、これはこれでよいという批評も成り立つ。その一方で、持ち味そのものがありきたりで可能性を感じないのであれば、解散か引退を考えた方がよいということになる。
幸いなことに、ここに出ている芸人たちは、みんな個性的でそれぞれの持ち味がある。だから、ここでネタが受けなかったからといって、悲観する必要はないと、毎月思う。
それぞれの組の持ち味を一組ずつ説明する、なんて野暮なことはしないので、本当に個性的かどうか、ぜひともご自身でライブに足を運んで頂き、確かめてほしい。
ニッキューナナの今月のコントについて。
もともとリアリティーを求めるコントではないが、さすがに一回目にやられた(一応、ゴムの力が強すぎてやむを得ないという設定になってはいるが)ら、二回目からは警戒するのが女の子というものでは?
その辺の攻防の心理戦がないと、斎藤が単なるガードの緩い女の子に見えてしまう。細かいところは面白かったが、その辺が不満だった。