香港で入院した話 | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

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インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ

 

あ、これを書くのを忘れていました。

入院 @香港公立病院!

 

もうすっかり元気なのでご心配なくお願いしたいのですが、先日、夜中に胃腸炎が退っ引きならず、香港の私立病院へ。

 

注射を打ってもらったところまではよかったものの、効きが弱く脱水症状も放置のまま、病室は満床と使わせてもらえず(発熱していたので、疑わしきは入れてもらえなかったのかも)、そのまま公立病院へ転院することに。人生で初めて救急車に乗りました。

 

そういう訳で、香港の公立病院を体験することになったのですが、これがなかなか興味深く、個人的には、香港人のよさを感じた期間だったので備忘までに。

 

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☆研修医はHKU

見た目なんてどうでもいいと言わんばかりの若者たちが着る真っ白な白衣にはHKUと印されており、当地に世界に誇る大学があり、西洋医学を安心して受けられるというのは、ありがたいなとしみじみ。最低限のものしかなくても清潔で、少なくとも病棟内は英語が通じるのも気持ちが楽でした。

 

☆分け隔てのない香港人気質はここにも

香港人って、人柄があたたかいとか、騒がしいとか、人好きするというようなことをよく言われますが、看護師さんもそのまんま。結局、他人もみな自分の子供(もしくはおばあちゃん)みたいに思っている節があって、分け隔てがないです。距離の近さが案外心地よく、心細い思いをしなくてすんだ気がします。

 

でも、基本雑です笑。

もどしているそばから、服をめくられ筋肉注射されたり、ご飯をちゃんと食べていないと怒られたりします笑。

 

☆自己負担額があり得ないほど低い

これもかなりのびっくりポイント。海外+時間外診察+入院ということでどの程度かかるのかな?と正直どきどきしていたのですが、計算してみると今回2.5%程度しか負担しておらず後は政府補助。長寿大国香港の底力を見た気がしました。入院費に込み込みなのかもしれないですが、薬代も点滴代も記載がなかったです。

 

ちなみに、ここのお会計所はshroff とありクラシカル。英語と漢字(繁字体)が並んだ看板は、香港の好きなところのひとつです。薬局で処方箋を出し、広東語がわからないというとEnglish の判子を押してくれました。

 

 

がっつり平日だったのですが、香港人のお友達ファミリーのお陰で、子供たちは夕食を一緒したあとスリープオーバーまでさせてもらって、大変ごきげん。


幸いなことに、子供たちも主人も健康そのものなので、本当に心配させるだけしてお恥ずかしい限りですが、これも得難い経験となりました^^;