あっという間にもうすぐ12月!
12月といえば、おもてなし。今年は大勢でわいわいとはいかないので、こじんまりと温かなホームパーティを楽しまれる方も多いことと思います。
そこで、今日はメニュー決めが難しい『子供と一緒のパーティーメニュー』をどう組み立てるかをまとめました!
長女はまもなく8歳。この8年で、日本人の子も外国人の子も、男の子も女の子も遊びに来てくれて、その間に色んなスタイルでお料理をお出しして来ました。
それでも、初めての子をお招きするときは、緊張します。食べてくれるかな?口に合うかな?と。
お友達の家だとテンションが上がって食事が疎かになる子もいるし、警戒して食が細くなる子も多い。皆を見ていて思うのは、やっぱりそれぞれの『我が家の料理』が一番美味しくて安心するんだろうな…ということ。
とはいえ、お料理そっちのけにして、食後のデザートやスナックばかりを食べてほしくない。そう思うと、食事の時間を子供にも楽しんでもらえるように、毎回が試行錯誤。
なお、我が家は長女のアレルギーにより
グルテンフリーという制約があります。
グルテンフリーは食べ慣れていない子には時として違和感があるので、できるだけ避けるか、どうしてもメニューとして使いたい時は、別で用意することが多いです。パンかピザ、パスタで済めばいいのになぁと思ったこともありますが、それだけに工夫してこられたように思います。
では、参ります!!
【子供も美味しく楽しく♪おもてなしメニューのポイント】
①事前に、子供の「嫌いなメニュー」ではなく、「好きなメニュー」を聞く
ママに「子供の苦手なものを教えてください」ときくのは、実は難問。遠慮があったり、細かすぎて伝えづらかったり、ママは自然に避けていて意識になかったりすることもあるから。
何回か「これもダメだったかー」という失敗があって、それ以来、「子供の好きなメニュー」をきくことにしました。好きなメニューにならつい手を伸ばしてくれるし、メニューを組み立てるガイドラインにもなります(和食/洋食が好きそうとか、ごはんも味付きか白ごはんが好きなのかとか)。
また、自分の子供が好きな料理も、作るのに気が楽なだけでなく、子供がぱくぱく食べてくれるので、美味しそうにみえていいなと思います。
⬆︎これは大人用。この中から子供が好きそうなものだけを。
②アレルギーの有無を確認
言うまでもないことですが、アレルギーはきちんと確認する必要があります。そして、ナッツ類はこれまで食べていないだけで症状がでることが無きにしも非ずなので、安全であることが分かっている時以外、絶対に避けます。
また、未就学児くらいの年齢だと、生魚やチョコレートなどの嗜好品を解禁しているかが分かれるので、できれば「食べさせていないもの」も事前に確認しておきます。
③サーブ式ではなく、ビュッフェ式で
子供のお皿に乗ったお料理は、子供ではなくママのプレッシャーになるもの。そこで、ビュッフェ形式(大皿)で、子供が食べたいもの、食べられそうなものだけを取り分けられるようにします。スープなど個別に注ぐものは、一口サイズくらいの小さめの器を用意して、欲しい子はおかわりするスタイルで。おかわりも子供同士連鎖しやすいので、活気がでます。
なお、小盛りにすると冷めやすいので、大人は一回り大きな器を温めて使うなどして分けます。
④子供に媚びるメニューも大事
子供に人気と言えばのフレンチフライズや、チキンナゲット、コーンポタージュなどは、やはり今までも喜ばれることが多かったなと思います。
また、市販品をうまく使うのもおすすめです。子供たちは見慣れたものの方が食が進むし、クラッカーや生ハム(ハム)、チーズ、フルーツなど軽い食べ物は、大人もそうですが、手に取りやすいですよね。和食なら、こんにゃくやちくわ、のりなどをおつまみのようにしておくのも。
<野菜の取り入れ方>
パーティーの時くらい野菜を食べなくても構わないのですが、「一口でも野菜も食べようね」というママが多いですし、実際、私も自分の娘には食べて欲しいとおもっちゃうタイプ。なので、根菜チップスやスープ、マッシュサラダなど、繊維ができるだけ気にならないよう調理します。葉物野菜はどうやっても難しいので、大人向けと割りきって。意外と蒸し野菜、人参グラッセなどが売れることもあるのが面白いと思います。
味付けも面白いくらい好みが分かれるので、ディップ式にして、ケチャップやハニーマヨネーズ、チーズソースなど選べるように。マヨネーズ嫌いだったり、何もつけないのが好きと言う子も案外います。
⑤かわいい紙皿、ナプキンをストックしておく
高価なお皿もママのどきどきの要因になるので、子供は紙皿にします。
片付けも楽ですし、可愛い柄は話の取り掛かりにうってつけ。紙皿は普通の平べったいプレートタイプとやや縁が高くなっているボウルタイプの両方が重宝するので、可愛かったりsaleになっていたりするのを見かけたら買いだめするようにしています。
基本はワンプレートに盛るため、タレがお皿の上で混ざらないように、汁気の多い料理は避けます。
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先日はランチに天丼を作ったのですが、エビを食べまくる子もいれば、ほぼ天丼用に作った甘めソースだけでごはん2杯いけた子とかもいて、子供ってこうだよねーと思いました笑(エビは勿論大量買い)。
思わぬものが受けたり受けなかったり、毎度発見の連続ですが、本来、ご飯でお腹いっぱいになるのは、とても幸せなこと。作り手として、その気持ちを感じてもらえたらやっぱり嬉しいなと思います。
長文お読みいただきありがとうございました!
大変だった今年一年の締めくくりが、少しでも楽しいものになるヒントとなれば嬉しいです♪