憧れの女性の一人に、FOXEYのミスリンがいます。
ライフスタイル全般において妥協を許さない姿勢、
自分の審美眼に叶うもののみを求める意志の強さが
私に忘れてはいけないものをいつも思い出させてくれるのです。
昨日FOXEYのMOOKを読みながら
彼女にもココ・シャネルという理想の女性がいて
ある意味では妥協とのせめぎあいのビジネスの世界で
それでも第一と思うものを作り続けていることを改めて感じ、
天職について考えさせられました。
『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』という愛にあふれた本の中で
こんな文章があります。
「仕事に喜びを見出すためには、三つのことが必要である。
適性がなければならない。やりすぎてはいけない。
そして、達成感がなければならない。」
多分、キーとなるのは「やりすぎてはいけない」というところ。
仕事をやりたいという気持ちを多くもなく少なくもなく満足させる上で
大切なのは、陳腐でも「情熱」の外になく
人から見てOVERWORKだと思うような仕事の仕方でも
本人にとって適量であるような時、「あの人は天職についている」と
言われるのではないかな、と思います。
もちろん、OVERWORKというのは純粋に会社にいる時間ではありません。
生きていく24時間が根となり、幹となり、葉となり仕事につながることこそ
最強だと思うのです。
私にとって、今、天職を探すことは
私のスタイルを知ること、魅力的な人と関わること、尊敬する人を知ること
最初から天職に就けるわけでなくて、探す姿勢こそ忘れてはならないものだと・・
同書でいつも見るたびに泣きそうになる言葉があります。
「夢を見るがいい―試すがいい―失敗するがいい―成功するがいい」
成功を収めた父親が、最も子供の無限の可能性を信じた言葉だと思いませんか?
私も子供に同じ言葉がいえるようになりたい、そう思います。
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