昨日はK君と奥多摩方面へ。

走れる人が一緒なのと、徹底的に体をいじめたい気分だったので、ルートはハードで長めに決定したのがそもそも大間違い。昨年の太魯閣ヒルクライム なみに心が折れまくりました。


【コースプロフィール】

ONE RIDER, FOUR SEASONS


集合場所の武蔵五日市駅までの自走56kmは、ノンビリ走ったつもりでも脚にはかなりのダメージあり。

「檜原村役場の左折からはフリーラン」というのは言い訳で、この時点ですでに脚は終わってました。


久しぶりに登った風張峠の長いことったら。

足攣りの兆候をごまかしながらやっと周遊道路のゲート着。

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ここ到着までに2人抜いて10人くらいに抜かれてます。

秋川渓谷入口のコンビニで満タンにしたボトルもすでにからっぽ。


のんびりペースで見積もった到着時刻を15分以上オーバーして、なんとか「都民の森」に到着。

即、コーラをがぶ飲みして一服。

K君をだいぶ待たせてしまいましたね。気温が18℃と暖かかったことが不幸中の幸い。

下りでもウィンドブレーカが不要なほどのぽかぽか陽気。


ここから先は、登りはK君が先行して待ってもらうの繰り返し。

下りでは、カーボンリムで無理ができないK君とは裏腹に、こっちには重量面とアルミリムの優位性があるため勝てたけどね。


下りきった橋の近くのそば屋は、できるまで時間がかかるのでパスして、

”道の駅・たばやま”で「特盛り辛口カレー \850」のランチ。

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奥多摩湖から丹波山村へ向かう道は、だらだら登りで体へのダメージが徐々に効いてきます。

脚は踏めるけど腹から力が全くでない感じ。脚だけでカバーしようとすると足が攣りそうになるし、かなり我慢を強いられました。ハンガーノック?

この特盛りカレーライスが効果を発揮しだしたのは2時間後のこと。


丹波山村から小菅村に抜ける今川峠までは距離4kmに40分かかってしまい。なんと平均時速は6km。

いくら厳しい勾配の登りがあるにしても、、、。依然、腹から力が全く出ません。

頂上目前の急勾配で完全に心が折れました。


ここからが本格的な足攣りとの戦い。

これまで走ったことがなかった鶴峠は想定外の急勾配。

峠に到着するまでに2回は完全に心が折れました。

足を回してる限りは足攣りは発生しないものの、止まって脚を着いたとたんにピキーッン。

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鶴峠のバカ。

景色は良くないし勾配もきついし、もう登ることはないでしょう。


とりあえずは予定のピークはすべて通過。

この時点でゴールは上野原駅と決め、下り一辺倒だと思ってたら細かい登り返しが多くて、

またまたまた心が折れてしまい。

自走帰宅のK君の足をこれ以上引っ張る訳にもいかないし。

予定では橋本まで自走だったけど30km以上短縮して終了。

走行距離 152km、獲得標高 2560m でした。


タイヤの減りよりクリートの減りが多かったことはナイショ。



今回は補給が完全に失敗しましたね。

水分は4リットル消費したし、夏向けの補給に変えないといけませんね。

顔から塩をふくほど発汗したし、塩分補給も全く足りてませんでした。

帰宅してからは、鼻水としゃっくりがしばらく止まらないほどぼろぼろ。

この季節になると無性に旬の山菜を食べたくなる年頃、

父の実家のある新潟まで、山菜採りと親戚回りに出かけてきました。(今回は自転車なし)
3月に震災があった長野県栄村に近いので、崖崩れや道路のひび割れなどの被害もあちこち、この冬の豪雪の影響による倒木も多数あり、近くで見ると荒々しい景色でした。


父の実家の山は標高400mほどなのに、あたりにはまだたくさん雪が残ってます。
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田植えはまだ先ですね。

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でもカエルは冬眠から覚めてるようで、あちこちから鳴き声が聞こえます。


実家の山ではウドとふきのとうが収穫時期で、ワラビ、コゴメ、コシアブラにはまだ早すぎました。


林業も営んでいる叔父の山ではカタクリが収穫時期。

カタクリが雪の下から新芽を出してます。

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このくらいが柔らかくて食べ頃で、新芽を引き抜くと10cm以上の白い茎ごと抜けます。

おひたしにすると最高に美味い。

花が咲いてしまうと葉がこわくなってしまうようです。


雪が完全に溶けた場所ではカタクリの花が咲いてました。

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今日の目的地は富士山の絶景スポットの『二十曲峠』。

この峠は写真好きの親父から教えてもらい、一緒に行ったIさんも未踏破の関東近郊に残された数少ない峠の一つ。


朝食と補給食ゲットを済ませ、朝8時に大月駅を出発。


富士山を見るためのサイクリングの命はなんといってもお天気。

今日のスタート地点の大月駅を出発してすぐ、今日初の富士山が出現。

てっぺんに小さな笠雲があるだけで、見晴らしは抜群。


東桂から二十曲峠への分岐地点の鹿留入口から約5km走るとダート区間に突入。

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ダートといっても、こんな路面で距離も2km弱なのでロードバイクでも乗車率は100%。

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やっとダート区間が終わったと安心してると、すぐに勾配12~13%の登りが待ってます。

ここはダート区間よりもキツイかも。


一つ目のピークを通過すると、ドドーンと富士山がいきなり登場。でかい。

ここから稜線沿いにちょっと走ると二十曲峠。


大月駅から距離30km(鹿留入口から16km)、2時間ちょうどで二十曲峠(標高 1151.5m)に到着。

大月の標高が370mなので、標高差は780m。

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水汲み場とトイレ完備。


この好天、写真好きのおじ様たちはじっとしてられないようで、峠にはたくさんの写真家が。

記念撮影をお願いする人には困りません。というか、自ら進んで写真を撮ってくれます。


やっぱり富士山には雪がないと。

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心ゆくまで富士山を堪能しました。


二十曲峠を下ると忍野八海やら山中湖やらの観光スポットがあるが、ここら辺は素通りして「道の駅どうし」に昼12時に到着。

道の駅は入場待ちの車があるくらいの大混雑。


道の駅の奥にある『与里道』でランチ。

「気まぐれ定食(ヒレカツでした)800円」と「さんしょう天ぷら 100円」で満腹。

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さんしょうの天ぷらは、ほのかに山椒の香りがしてうまぁ。食感はタラの芽に近いかなぁ。

材料費がかからないとはいえ100円とは安い。


道の駅で買い物やら河原に降りてマッタリしたりして、午後1時に道の駅を出発して2時間弱でゴール地点の橋本駅に到着。下り基調(朝比奈峠一回分の登返しあり)で信号がない道志みちは楽ちん。



富士山もばっちり見えて、天気も良くて、さんしょう天ぷらも食べて、大満足。

距離102km、獲得標高1408mでした。

Iさんと「箱根旧道→芦ノ湖→大観山→湯河原」まで、お花見&温泉サイクリング。


箱根旧道の登り口近くのセブンイレブンで会ったおばあちゃんに教えてもらった、すぐ脇にある桜が見事。

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ソメイヨシノと枝垂れ桜の色合いのコントラストに花びらの絨毯がステキです。ここの桜は今日一でキレイでした。

ソメイヨシノは本数がそろってなんぼ、枝垂れ桜は1本でも見応えがあります。


それにしても、いつ来ても箱根旧道はキツイ。


いつもは通り過ぎてしまう箱根旧道の途中にある『早雲寺』にも今日は寄り道。

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派手さがなく落ち着いた雰囲気はまさに禅寺。ひっそりとした雰囲気好きです。


ここから先が本格的にきつくなる区間。

天狗坂、七曲がりをやり過ごし、最高標高780m地点を通過してやっと芦ノ湖到着。


芦ノ湖周辺も自粛の影響で観光客はかなり少なめ。

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IさんのiPhoneのTwitterで連絡が取り合えたSuejiさんと芦ノ湖で待ち合わせて昼食。

食堂もがらがら。


自走帰宅のSuejiさんと別れて、

芦ノ湖から250mほど登り大観山(標高1,011m)。

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下界はぽかぽか陽気でも、標高1000m越えの大観山は気温11℃。

さっさと下ってすぐにでもあったかい温泉に入りたい気持ち。


湯河原は来たことがないので、とりあえずは情報収集のため駅の観光案内所まで。

ここもお天気の日曜日の午後にしては観光客は少ないですね。


観光案内所で教えてもらった桜並木を見物して、

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100円割引券をゲットしたごほうびの温泉『こごめの湯』へ。

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この温泉へのアプローチに20%超の激坂が。

湯河原の泉質は箱根より良いかも?(※個人の感想です)

休日なのに節電のため露天風呂がやってないのはどうなんだろうね。


帰りは湯河原から輪行で帰宅。

自走帰宅の退屈さをスキップできる輪行はやっぱり楽でした。

朝サイ出発直前に、昨日調子の悪かったリアディレイラーのワイヤーのテンションボルトを目一杯張った側に回しても、やっとローから2枚目に入るくらい。

今日帰ってきてからワイヤー張り替えするつもりで出発したが、お店到着の直前にリアディレイラーのワイヤー切れ。前回切れたのは8ヶ月前。

変速マニアと言っていいくらいこまめに変速するので、ストレスがかかってたのかも。

それにしても切れすぎです。

電動DURAにすればこんな心配は不要なのはわかってるけど、、、ね。


というわけで、今日は自分のロードでは走行不可。



というわけで今日の朝サイは、急遽、店長さんのS-Works Epic 29er を借りて参加。

軽量化のためフレームはもちろん、MTBでありながらカーボンリムという、かなり普通ではないスペシャルライズドなMTB。

ちょっと乗って感じたのは、ホイールというかハブの回転が異様になめらかなこと。

自分の26インチMTBとは比較にならないくらい舗装路が圧倒的に楽。

一度加速してしまえばスピードは落ちないし、

シッティングで走ってる限りはサスはほとんど動かないし、

時速35kmくらいまでは楽に走れるし。

舗装路の下りでは限界がどこらへんなのか見当がつかないくらい安定感があるし、山で乗ったらどんな感じなのか非常に気になりますね。

メーカーが本当にやりたかったことを知るにためにはトップモデルに乗らないと、ですねって感じ。

日本で乗ったことのある人は100人はいないでしょう。いやぁ、良い物に乗せてもらいました。



肝心の鎌倉の桜はまだ0.5分咲きくらい。

見頃は来週以降かな。