商品の紹介

■内容紹介
リクルートで学んだ
ビジネスモデル発想法

2009年7月に発売された人気ゲームソフト、『ドラゴンクエストIX(ドラクエ9)』。発売からわずか5ヶ月で出荷本数は415万本を突破し、シリーズ過去最高となるメガヒットを記録した。

さて、そこで質問。
『ドラクエ9』がこれほどの大成功を収めた理由は何だろうか。商品が優れていたから? もともと人気があったから? もちろん、それもある。だがそれだけではない。実は、歴代のドラクエシリーズとは異なる「売れるしくみ」が、商品の裏で設計されていたからなのだ。


優れた商品があるのに、儲からないのはなぜか」。
これは本書の著者自身が、かつてリクルートで新規事業開発を担当していたときに直面した疑問である。満を持して発売した商品はどれも鳴かず飛ばず。手痛い失敗をバネに成功企業を徹底的に研究した結果、ある結論にたどり着いた。

成功している企業は、「商品」だけが優れているわけではない。
それと同じかそれ以上に、「儲けるしくみ(=ビジネスモデル)」が優れている。
卓越したビジネスモデルなくして、真に儲かる事業はつくりえないのだ。


本書は、著者自身が考案した「ピクト図解」という新しいツールを用い、ビジネスモデルを“見える化” する方法を解説した画期的な1冊である。
手順はいたって簡単だ。ビジネスとは究極的には「モノとカネの交換」。そこで――

1.ビジネスにおいて重要となる「誰が」「誰に」「何を」「いくらで」の4要素に注目する。
2.ごく簡単なシンボル記号(ピクトグラム)を用いて、4つの要素を「絵」として描く。

…たったこれだけの作業で、たとえ一見複雑に見えるビジネスモデルでも簡単に解読することができる。


ピクト図解を使ってビジネスモデルを解読できるようになると、「アップルのiPodが一人勝ちしている理由とは?」「ユニクロは本当に『フリースが売れたから』儲かったのか?」など、成功企業の強さの秘訣を理解することができる。
また、描いたピクト図を収益改善のためのアイデア発想に応用し、「A業界で成功したビジネスモデルを自社に応用できないか」「B社のヒット商品をヒントにして、自社の商品でもっと儲けられないか」と考えられるようになる。

どんな画期的な商品もまたたく間に模倣されてしまうのが今の時代。
このビジネス環境で活躍するうえで語学力や会計知識は大切だが、それと同じくらい、これからは「ビジネスモデルを見抜く力」こそがビジネスパーソンにとっての必須スキルになってくるはずだ。
本書を最大限に活用して、ぜひそのスキルを身につけていただきたい。

■内容(「BOOK」データベースより)
『ドラクエ9』がシリーズ最大のメガヒットになった理由とは?儲けるしくみをシンプルに解読するビジュアル思考法。
著者について
板橋悟(いたばし・さとる)
エクスアールコンサルティング株式会社代表取締役・CEO。エデュテインメント・ラボ代表。
1963 年東京都向島生まれ。東京工業大学理学部物理学科卒後、リクルートに入社。マサチューセッツ工科大学(MIT)に社費留学。帰国後KIDS向け教育事業を立ち上げ、メディアファクトリーに事業部長として出向。子どもたちが「絵」で直感的に楽しく学ぶビジュアル学習理論を研究。遊べる5カ国語百科事典『ポムダピワールド』でマルチメディアグランプリ海外優秀賞、ゴッホの絵の中を探検する3Dアートゲーム『ミッションソレイユ』で仏カンヌ・ミリアドール特別賞受賞。この学習理論を基にビジネスパーソン向け直感的思考法「3W1Hメソッド」や「ダイアグラム発想法」「アナロジー発想法」を開発。「ピクト図解」を使った「ビジュアル思考力」の有用性を提唱している。
現在はインディペンデント・ビジネスプロデューサーとして、企業の新規事業開発支援、プロデューサー人材育成に従事。著書に『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』(日本経済新聞出版社)がある。

■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
板橋悟
エクスアールコンサルティング株式会社代表取締役・CEO。エデュテインメント・ラボ代表。1963年東京都向島生まれ。東京工業大学理学部物理学科卒後、リクルートに入社。マサチューセッツ工科大学(MIT)に社費留学。帰国後KIDS向け教育事業を立ち上げ、メディアファクトリーに事業部長として出向。子どもたちが「絵」で直感的に楽しく学ぶビジュアル学習理論を研究。遊べる5カ国語百科事典『ポムダピワールド』でマルチメディアグランプリ海外優秀賞、ゴッホの絵の中を探検する3Dアートゲーム『ミッションソレイユ』で仏カンヌ・ミリアドール特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

推薦者

  • [[]]

紹介