303【インド哲学の "Karma"】 | たった2分で上達する英語レッスン集 :: 英会話・TOEIC・ビジネス英語にも役立つ

たった2分で上達する英語レッスン集 :: 英会話・TOEIC・ビジネス英語にも役立つ

渡米10年、NJ州立大卒、外資系2社、現在バイリンガルサポートを個人展開中のフリーランサーがつづる、短編イングリッシュ特集

世界中の多くの人は
何らかの宗教を信仰し
そこから人生の意味や
方向性を見出しています

様々な宗教のコアになる
概念のようなものは
日常生活にもその適応範囲が広く
その宗教信仰者以外にも
一般知識として共有され

そのような単語は
日常の会話や文面にも
使われたりします

今回はインドを起源とする
"Karma"
という言葉を
見てみましょう

これは
「人のある行動によって
 影響される結果であったり
 行動そのものを表し
 それらは循環しつながっている」
というような意味をもっています

このコア概念は
インドのヒンズー教や仏教にも
つながっているようです

例文:
"Karma will come to you sooner or later."
(自分の行動に値する結果はいずれやってくる)

日本語でも
「日頃の行いがいいから~」
などと言ったり

英語でも
"What goes around comes around."
[#62参照]

という表現も以前紹介しました

ただし
このような考え方に賛成しない人も
もちろんいます

「私は出来事というものは
 偶然の連発でしかないと思う
 過去の善い行いや悪い行いは
 現在の状況に関連しない」
などと考える人は

"I don't believe in Karma."
(私はKarmaという考え方を信じない)

などと言ったりします

あなたはどうですか?
信じるにしろ、信じないにしろ

この "Karma" という考え方と
単語はたまに使われ
ネイティブならほとんどの人が
知っている単語なので
覚えておきましょう

-1ppei

/////////////////////////////////