大きく一本調子に強い上昇や下落をするときがあります。
そういうときに大きな時間軸のチャートだけを見て押し目や戻りを捉えるのは難しいかもしれません。
ドル円4時間足のチャートをご覧ください。
ピンクの四角の部分は陰線4本で一本調子で下落しているため、4時間足だけを見て戻り売りを仕掛けるのは難しいです。
こんなに値が動いているのに16時間もトレードをしないっていうのは少しもったいない感じがします。
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そこで波を分解して短期足にしてみましょう。
30分足です。
ところどころに陽線が現れましたが、まだ波の形を描いてはいませんね。
さらに短期足にしてみましょう。
6分足です。
高値安値に青いラインを引いてみました。
波の形が現れてきましたね。
さらに前半部分の直近安値を下抜いた陰線の上限に青い水平線を引いてみました。
そこには強い売り圧力が加わっていると想定できますので引きつけて戻り売りする戦略などが考えられると思います。
しかし後半部分の水色の四角部分は戻りが浅く、直近安値にも届いていないので戻り売りしづらいです。
そこでさらに水色四角の部分だけを取り出して、短期足にしてみましょう。
2分足です。
ちょっと見づらいかもしれませんが、黒い線の波形を捉えることができます。
直近安値を下抜いた陰線の上限に青い水平線を引きました。
この時間軸の波を基準にすれば青い水平線に引きつけてショートすることが可能です。
このように一本調子で上昇したり、下降したりしているときは、もみ合いのときと同様に時間軸を短期にすることで波形を捉えることができます。
波形を捉えることができれば、その時間軸の波を基準にして押し目買いや戻り売りをするチャンスが生まれます。
もちろん無理にトレードしないで、自分の見ている時間足のチャートで波形を捉えられるまでトレードをしないというのも立派な戦略だと思います。
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