目まぐるしく暑い寒いを繰り返す昨今の気温でありますが、
この地球温暖化って、つまりは、この様に気候が極端になる。。。
という事になりますから、今後もどんどん秋が短くなってしまって、
そのうちに秋は無くなる・・・?
何とも悲しい現実が待っているような、気がします。
それで、この寒暖差が増々激しさを増している原因ですが、
これは紛れもなく、
地球温暖化で、北極圏上空の寒気団のタガが外れて
緩んでしまってた為にある思います。↓こんな具合です。
出展:日本経済新聞_2010年7月21日付
その昔(温暖化の以前に)は、これが真ん丸の綺麗な形をして
いましたから、寒気の一部が日本上空まで下りて来るようなことは
めったになかったわけですけど、
今ではすっかり、こんないびつな形になってしまいましたから、
そのヒゲが所々で時々南の方まで下がって来て、
数年前には、沖縄や中東でも雪が降ったりもするわけです。
それを、「温暖化で沖縄に雪が降るわけ無いじゃないか!」
という人が居るわけですけれど、
温暖化であるからこそ、沖縄に雪が降るわけです。。
沖縄に雪が降るのは、地球温暖化の証拠以外の何物でもない。
出展:時事ドットコム_2023年11月16日付
それで、急激に北極圏が温まって来ているということで、
出展:https://earth.jaxa.jp/
北極海の氷の面積が、ここ45年間で半分になっています。
これでは、その上空の寒気団も緩むわけです。。
それで最大の問題は、
北極圏の気温がある年を境に急激に上昇へ転じた、
という事実です。
出展:時事ドットコム_2023年11月16日付
この様に、これが近いうちに地球全体にもこの現象が起こる
のだろうと思われます。
今の「今世紀末までに地球の気温は最悪で何度まで上がる。」
といった予測というのは、
それって、どれもこれまでの調子で直線的にフラットに上がり
続けた場合(上図の赤線)を言っているだけの話であって、、
物理現象って全てが、そんなフラットな変化にはならないもの
であるわけです。(沸点や凝固点にしろ、それまでとそれから
の変化はまるで違ってくる。)
必ず急激に変化する限界点がやって来る(上図の青線)わけです。
その分岐点が、昨年か、今年か、来年以降になるのか、それは
未だ判りませんけど、
近年の夏の猛暑と言い、近頃の寒暖差の激しさと言い、
を鑑みると、もうそう遠くはないな!?と思えます。
それで、特にひとこと言いたいのは、
日本の天気予報なんかでよく見る偏西風の蛇行を示す
日本上空の図なんですけど、あれがいけない思います。
日本上空の図を見せられても、皆よくわからない。。。
というか、ピンとこない思いますから、
ネットで探して北極上空からの図で見ていると、次は
いつ頃寒気がやって来るのか?それ一目瞭然になります。
AUXN50とかです。目線を変えて、
北極上空から見よ!です。