力を抜いて。怖がらなくていい。
もっとよくしてやるだけだから。
松雪さんを読むのは
とっても久しぶりの感じがする！
表紙の狼陛下がとってもふっさふさで
もふもふしたくなる感じが
とっても素敵でしたw
表紙だけみたら、
主人公はケモミミだけだと思ったら
口絵では手も兎の手で
とっても可愛いのだ。
そして手が兎になっているために
狼陛下とも関係が進んですよね〜
松雪 奈々著「乙女ゲーで狼陛下の溺愛攻略対象です」
いよいよ、ゲームがはじまるーー。王国の書記官・ケイは、次期王で幼なじみのエリアスにずっと片想い中。告白できないのはここが前世でケイがプレーしていた乙女ゲームの世界で、魔女の呪いを解くには主人公の女性と王=エリアスが結ばれないといけないから。エリアスと王国の幸せを考え、ケイは恋心を隠して来るべき日に備えていた。だが回避できずに呪いをかけられケイはウサ耳獣人に、エリアスは銀色の毛をもつ狼獣人になってしまう。そんな時、ウサギの性なのか強い発情を覚えたケイを、エリアスは強引に抱いてしまう。エリアス一筋のケイは嬉しいが、このまま自分と結ばれては呪いは解けない。何とかしないとーー!
松雪さんはウサギシリーズが好きだったんですが、
今回もまた兎なのね！と。
ただ今回の兎は魔女の呪いで兎にされてしまったため
もともとは普通の人間なのだ。
しかも主人公のケイは前世の記憶があり、
この世界は前世で自分がプレイしていた
乙女ゲームの世界という設定。
プレイしていたので呪いを解く方法も知っているのだ。
呪いを解くためには乙女ゲームの主人公の女性と
ケイが片思いをしている王様のエリアスが結ばれなきゃいけない。
そのため自分の気持ちを押し殺し、
彼女との恋を応援しなくてはいけない、というジレンマ。
ところが兎の獣人となってしまったせいか
所構わず発情してしまうようになってしまったケイなのだ。
それにいち早く気付いたエリアス陛下が
抜いてあげよう、というのだ。
ケイはその申し出にあらがうことが出来ず、
二人の関係は進んでいって‥‥
ケイはウサミミになってしまっただけではなくて
手も兎になってしまったのね。
そのため自分で処理しようとしても
ウサ手ではそれもままならず。
ってことでエリアスにお手伝いしてもらっちゃっているのだw
おまけに書記官であったケイだけど
ウサ手のせいでペンが持てず
仕事も出来なくなってしまった。
‥‥ということでケイの仕事を補佐する形でやってきたのが
乙女ゲームの主人公の女の子だったんですねー！
この子とエリアスをくっつけないと
皆の呪いは解けないし、
（魔女がエリアスに求婚したら断られたために城にいた人間を獣人に変えたのだ）
かといってエリアスが彼女とくっつくのは
本心ではとても嫌だったり、で
とても複雑な心境のケイなのだ。
私は楽しく読ませてもらいましたよ〜！
こういう設定は最近増えてきている感じがするけれど、
もともと松雪作品が好きなので面白かったです。
しかもケイの甥っ子達も呪いにより
獣人に変えられちゃったんだけど
その獣の姿っていうのがパンダなのよね。
子パンダが超可愛かったのよー！
いや、人間の時からケイに懐いてて可愛かったんだけど、
その姿がパンダになったので
可愛さが余計に〜
呪いは果たして解けるのか、
って私にしてみたらこのままでもいいんじゃね？と思ったけど、
ケイ以外にも兎に変化した人は結構いて、
お城のそこいらで発情しちゃうもんだから
ちょっと城の風紀が‥‥ww
これはこれで問題だよね。
ゲームには裏ルートやら隠しルートなるものがあったりして
今回もそれがキーになっている。
ま、無事に呪いがとけないとハッピーエンドになりませんからねw
ということで
私がゲームの世界に転生するなら
どのゲームにしようかな、とか一瞬考えたけど、
転生したところで私はせいぜいモブキャラだろうから
できるだけ平和なゲームがいいなww
H度
ストーリー度
参加しています。よろしくね
