三十を超えた恋愛は、
現実が見えすぎる
帯のあおりが痛すぎるw
うんうん。そうだよね。
２０代までだったかな〜、
恋に恋をしていたのは‥‥。
徐々に結婚とか考える年齢になってくると
途端に現実味を帯びてくる。
彼らは結婚はないけれど、
それでももう恋に恋をしている年齢は過ぎて、
相手の言葉に一喜一憂していた時期も過ぎて、
時にシビアになっていく。
でも心の奥にくすぶる熱い思いはちゃんとあるんですよ。
そのやっかいな熱い思いに翻弄されちゃうから
こまっちゃう３０男なんですよw
１巻目のレビューはこちら
木下 けい子著コミック「恋をするなら二度目が上等 ２」
愛だの恋だの浮かれていられない!? 現実を見すぎて素直になれない、 三十男の恋の攻防戦v 元恋人の大学准教授・岩永に言い寄られても、 あくまで仕事相手として拒否していた宮田。 ところがアクシデントで、秘湯の温泉宿に 二人きり!? 岩永のキスを拒めず、 ついに最後まで赦してしまう──!! 「仕事も気持ちも負けっぱなしじゃ、 高校生の俺が浮かばれない」── 岩永のことは好きでも、 三十超えの現実やプライドで素直になれず……!?
嫌だ嫌だと言いつつも、
旅館でしっぽりずっぽりいたしてしまった二人。
でも宮田は岩永にやっちゃったけど付き合いたいとか
そこまで考えてないからってクールな表情で言い放つ。
高校時代の初々しい態度とは180度違うけれど、
心の中は大荒れですよね〜w
実は旅館に行ったのはちょっとしたアクシデントがあったから。
伝達が上手くいっておらず、
仕事の締め切りが目の前だったため
岩永が休養している先の旅館へ出向いた宮田だったのだ。
この伝達ミスは岩永の助手白石の嫌がらせ。
私的には白石の嫌がらせと暴言に対して
ビシッと言ってやった宮田にスカっとしました！
どんなに宮田のことが嫌いであっても
仕事はまた別の話。
宮田だけが困ることじゃないからね。
ま、元はと言えば岩永が悪いんだけどさ〜。
後腐れないと思っているのは
大概言い寄られた方なんだよ。
言い寄る方はさ、その場をなんとしてでも
どうにかしたいって思うじゃない。
恋愛の場数を踏んでる割には詰めが甘い岩永だ。
このままこう着状態が続くかと思ったら、
岩永が風邪をひいたことで事態は変わる。
認めたくないけどやっぱり岩永が好きだって自覚するんだよね。
風邪っていうのはこういう時のいいアイテムだったりするww
相手が弱っていると思うと気になってそわそわしちゃうんだよ。
それでやっぱり二人はくっつきましたってことになるわけだが
高校生の時の可愛らしい恋愛ではなくなったけれど、
それでも岩永には宮田がいつまでも
可愛らしく見えてしまうんだな。
反応は可愛くないけれど、ちゃんと宮田の内心を読み取れる人ですからね。
ロマンチックな演出をする岩永と
どこまでも現実な宮田の付き合いは
はたからみたらちぐはぐだけど、
そこがまた良かったりする。
これってまだ続くの？？
とか思ったけれど、
一応これで完結らしい。
H度
ストーリー度
参加しています。よろしくね
