君みたいな優しい人
好きになれればええのに‥‥
俺は君が好きだって
言ってんだ!
上下巻2冊まとめてレビューします!
ああ、木下さんだな〜って感じがしますね。
なんていうんだろう、
じわ〜ってくる感が木下さんらしいw
そして今回はなんと言っても
京都弁の素敵さというか、エモい感じが
とってもよく表れてて
標準語では決して醸し出せない雰囲気が
萌えに繋がりましたー!
木下 けい子著コミック「東オトコ京オトコ 上・下」
東京から京都に赴任してきた相馬。引っ越し当日、大家の息子・周が帰ってきたことで、二人はルームシェアをすることに。相馬は同居人として仲良くしようとするが周は塩対応。だけど偶然、泣いてる姿を見てから周のことがどうにも気になってー。東オトコと京オトコが繰り広げるホンネとタテマエの恋。
周が抱えていた秘密を知ったうえで、彼への気持ちが恋愛に変化していくのを感じる相馬。少しずつ打ち解けはじめたところで、彼への気持ちが抑えられなくなった相馬は告白。周の返事を聞いて玉砕したと思うが、どうしても諦めがつかず‥‥。東オトコと京オトコが想いわずらう意地っ張りで素直な恋。
もともと方言BLが好きだったんだけど、
京都弁がいっぱい出てくるこのお話は
私的には幸せな気持ちで読めました。
きっと京都弁に馴染がないから、憧れのような気持ちがあるのかも。
京都に住んだことないけれど、
きっと東京とも私の地元とも全然違うんだろうなという感じはわかる。
独特の言い回しもあると聞きます。
京都へ転勤となりちょっとした手違いで、
一緒に住むことになった見ず知らずの男性。
生粋の京都人である彼周と、
生粋の千葉人である相馬はまるで水と油。
(東京人じゃなく千葉県民っていうのがツボです)
人懐こくすぐに溶け込めるタイプの相馬に対して
周は孤独を好み放っておいてくれってタイプ。
孤独を好むっていうか、ちょっと今傷心中っていうのもあったんだけどね。
シェアメイトって言っても、最初からシェア目的じゃなかったし、
ましてや友人でも知人でもない二人なので、
なんとか歩みよろうとする相馬に対して、
「過去は捨ててきた」
「友達ちゃいますし」
「京都に夢見すぎん方がええよ」
とけんもほろろにバッサリ切り捨てる周。
だけど最初は嫌な奴って感じだった周が、
徐々に可愛くみえてきちゃって焦る相馬の心境が伝わってきて面白かった!
ノンケ男が男を可愛いと思いはじめたら‥‥それは恋だっ!!ww
それにしても男性の和装ってちょっとエ口くて素敵だな。
実は周は男運が悪く付き合う男は酷い奴。
先日別れた男も酷い男だった。
そんな周は相馬の優しさにユラユラと心が揺れていく。
なんかもー、いい大人なのに10代のようなピュアさって何!?w
寝ている時に周にキスしちゃった相馬。
でも周はその時起きていたんだよねw
これ読んでて思ったけど、
やっぱり京都弁で愛の告白されるとちょっと破壊力ハンパないよね。
萌えるというかw
色々と考えこんじゃう周には相馬のようにぐいぐいいくタイプがいいのかもね。
最後はもう二人の世界やん、
好きにしいや〜って言いたくなるw
京都の人がツンデレかどうかは知らないけれど
(相馬はそう感じているらしいw)
周を見ていたらそう思っちゃうよねw
まぁ、デレ成分少ないけど、
最後はその分大サービスだったからやっぱりツンデレだな。
H度
ストーリー度