捕食者(虎)と

被食者(狐)のつがい!

本能が感じるのは恐怖?愛情?

 

霧嶋さんは久々に読みました!

あらすじ買いです!

最近、お気に入りのアニメ「BEASTARS」にも

ハマっているので、

捕食者と被食者が共存するっていうのは

とっても大変なんだろうなっていう。

こういう本能に抗いながら

それでも愛する人と共にいたいっていうのは

とっても好きですーー!!

 

霧嶋 珠生著コミック「季節の国のけものたち」

季節の国のけものたち (KARENコミックス) 季節の国のけものたち (KARENコミックス)
770円 Amazon

人獣たちが暮らす“秋の国"で暮らすキツネの東音。発情もまだきておらず、“つがい"も見つけられていない東音は、それを気にしながらも周りには強がった態度をとっていた。 そんなある日、東音は竹林で虎の人獣・詩と出会う。虎は乱暴者と噂されているが、こちらが威嚇するとしょんぼりしていたり、身体は大きいのになんだか可愛い…?? 村のみんなが怖がるような奴じゃないと、詩に気を許す東音。ところが詩に触れた瞬間――突然発情してしまい…!? 「こいつが俺のつがいなんだ…」 種族の違う“つがい"の二人の運命は――。

 

虎×狐のカポー。

大型肉食獣は先祖返りをするので恐れられているの。

そんな大型肉食獣である虎型・詩に危ないところを助けられ、

それで彼が自分の番なのだと気付いた狐型の東音。

 

温厚で優しくおっとりした詩に、

最初はびくびくしていた村の人達も

次第に詩を受け入れようとしていたら‥。

先祖返りを恐れ詩を排除しようとする狐たちもいるのだ。

先祖返りとは理性をなくし人型を保てず獣になって回りを襲うことなのだ。

でもこんなに優しい詩ならば大丈夫!

詩は皆に怖がられないように肉を食べることを断つようになるのだ。

だけどその無理は詩を次第に蝕んでいく。

番であるはずの東音が美味しそうに思えて仕方ない。
本能に逆らえない己に詩は、

東音から離れようとするのだけど。

 

二人の前にもやっぱり虎と狐の番がいたのよね。

哀しい結果になっていたがため禁忌とされていたカップリング。

本能を押し殺すっていうのはどこかに歪みを生んでしまう。

だって虎にとっては常に飢えている状態なので。

先祖返りを作ってしまうのは、

実はそういう愛情から生まれた歪みなのだ。

本当に詩は先祖返りしてしまうのか?

肉を食べるわけにもいかない、だけどこのままでは先祖返りしてしまう。

二人が選んだ道とは‥‥!

 

もっとほのぼのとした漫画かと思ったら、

結構シビアなシーンもあったりで、

最後はハラハラしてしまいました。

種族の違いっていうのは、

なかなかに難しいものがあるよね。

でもだからこそ、そこを越えていく二人の愛情が

じーんときちゃったりもする。

二人の間に子供が出来たのでその話も読んでみたいよね。

魂守が連れていった異界から

逆に戻ってくるってのはアリなのかなー?

 

H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ

ストーリー度満月満月満月満月

 

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