恥ずかしい。情けない。
でもやっぱり好き。
これ発売された時、読んでいたけど
ずっとレビューしていなかったの。
そうしたらスピンオフが発売となったので、
慌てて今ごろレビューですw
なんでレビューが遅れたのかっていうと、
安西さんの作品は好きだけど、
こちらは攻めがあまり好きじゃなかったのだ。
そうなるとレビューする時に
ちょっと躊躇いもあり、乗りとか勢いとか
削がれてしまったというのかね。。
安西 リカ著「人魚姫のハイヒール」
![]() |
人魚姫のハイヒール (ディアプラス文庫)
670円 Amazon
同期のモテ男・加賀谷に片想いしている瀬戸。自分が女だったら彼女になれたのかな…そんな思いから出来心で女装した姿を、当の加賀谷に見られてしまう。クオリティの高い瀬戸の女装を喜んでいる様子の加賀谷に、瀬戸は実は女装趣味があるわけではないと言い出せなくなる。手先の器用な加賀谷にメイクされたり、ハイヒールをプレゼントされたりと“彼女”扱いをされるのが、嬉しいけれど苦しくなってきて…? |
攻めはモテ男というとおり高身長イケメン。
そんな彼・加賀谷に片思い中の瀬戸。
ちょっとしたことで女装したらそれがめちゃくちゃ美人!
女装趣味はないのに、
女装に喜ぶ加賀谷に思わず嘘をついてしまう。
攻めがあまり好みではないというのは、
結局は美人好きって奴だよねー、
という感じがずっと払拭できずにいたから。
ちゃんと瀬戸個人を好きになってくれた?という疑問。
↑もちろん瀬戸を好きだっていうのはわかるんだけど、
それにしちゃ、瀬戸の扱い雑じゃない?と思う時も。
やっぱりモテ男は何もしなくても女が言い寄ってくるから、
鈍感力も働くのかね????
もうさ〜、瀬戸が一生懸命過ぎて、
段々と不憫になってくるんだよ〜
本当に加賀谷のことが好きなんだなぁって。
これならばほだされてしまうのも無理ないよね。
しかも女装が絶世の美女となるんだし。
歩き方もしっかりマスターするのには感服いたしました。
見習わないと・・・と思ったわ〜。
Hシーンが倒錯的でちょいとモエモエしちゃいましたね〜ww
何と言っても瀬戸子呼びが可愛かった。
瀬戸だから、子をつけて瀬戸子って
あまりにも安直過ぎるけど、
徐々にもう瀬戸子しかないと思えてくるから不思議。
加賀谷のことではうーんと思うことはあっても、
全体的には安西さんお得意の甘い甘ーい雰囲気に包まれていて満足です。
さてスピンオフは誰の話かと言うと、
瀬戸子が女装するのに利用していた
女装グッズサイトのカレンちゃんが主人公。
カレンちゃんは瀬戸子が心の師匠としていた人物。
スピンといっても単独でも読めるし、
瀬戸子と加賀谷も出てくるから、
本作から読んでもまた楽しめると思います!
![]() |
舞台裏のシンデレラ (ディアプラス文庫)
670円
Amazon |
H度
ストーリー度