あまくて泣ける両片想い

 

このキャッチとあらすじに惹かれ購入。

それと絵もちょっと可愛いかな〜なんて。

両片想いなので

受け攻め双方の気持ちがきちんと

描かれています。

新人作家さんなのですね。

初コミックスということでした!

以前はよくBLといえば学園ものばかり読んでいて、

なかでも幼なじみものが大好きでした!

なので今でもやっぱり幼なじみものって好きなのよね。

なんか特別感があっていいじゃない?

甘酸っぱい想い出を共有しているというかね。

 

季田 ビスコ著コミック「100数えたら、ふりむいて」

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保育士を目指す大学生の絵島百歳は、 幼馴染の紺野なゆたにずっと片想い。 一方のなゆたも、明るく幸せな家族に 囲まれた百歳をずっと眩しく感じていた。 ある日、家を出ていった父の 突然の来訪で混乱したなゆたは 百歳への気持ちに歯止めがきかなくなり!?

 

保育士志望の百歳とカフェ店員のなゆたは

20歳の幼なじみ。

小さい頃百歳はその名前をよくからかわれて泣いていたのを

なゆたが守ってくれていた。

そんな頃から百歳にとってなゆたは特別な存在。

だけど、こんな気持ちをなゆたに知られちゃいけないと思っている。

一方なゆたはイケメンのモテ男風だけど、

幼い頃の両親の離婚が彼に暗い陰を落としていた。

でもなゆたを救ってくれていたのは百歳の明るさであり、

彼がなゆたも家族のように扱ってくれたから、

なゆたは百歳さえいればいいと思うようになっていった。

 

幼なじみの二人が互いに惹かれているのに、

自分の気持ちを押し殺して傍にいるのよね。

それで辛くなってくるっていう。

そりゃね、

親友としての好きというのと

恋の好きっていうのは違うから悩んじゃうのはわかる。

しかも同性だし。

 

何より良かったのはなぜ互いじゃなきゃいけなかったのか、

その理由がとってもしっくりきて

特にしっかり者と思われているなゆたの心の闇が

百歳によって均衡を保っているというか、

ある意味依存でもあるのかな。

あまり攻めの気持ちにキュンとすることってないんだけど、

(キュンとするのは受けちゃんに多いから)

珍しく攻めであるなゆたの想いにキュンキュンさせられた。

 

ただね、絵が最初可愛いと思ったんだけど、

たまに、うーん‥と思うカットもあったり。

それはきっと鼻が描かれていないのが多いからかな。

だからやたらと目が大きく感じてしまって。

ちびっこの時はそれでも可愛いと思えるからいいんだけど、

やっぱり大人になったらそこはどうなのかな。

絵はどんどん変わっていくでしょうし、

これからにも期待したいです!

 

H度ドキドキ

ストーリー度満月満月満月三日月

 

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