僕が皆を守るって決めたんだ

 

シリーズ3巻目です!!

前巻までのレビューはこちら。

  下矢印

つくものはなし1、2

 

桂太がやってきたのは行方不明になってしまった

叔父さんの喫茶店。

でもそこにいたのは人ではなく

つくも神たちで‥‥。

物にも思いは篭るもの。

それぞれのつくも神たちのキャラも楽しい。

 

山本 小鉄子作画/神奈木 智原作「つくものはなし3」

つくものはなし  (3) (バーズコミックス ルチルコレクション) つくものはなし (3) (バーズコミックス ルチルコレクション)
713円 Amazon

強面イケメンに女装男子、猫耳おじさん、二重人格美青年に和洋美少年――彼ら付喪神たちの棲む喫茶店を継ぐ決意をした桂太は! ?

とうとうアメの正体が〜。

これまで、どの子が何のつくも神なのか

話が進んでいくとわかってきていたのだけど、

アメだけは全然わからなかったのよね。

まさかの‥でしたね。

誰も想像出来なかったんじゃないでしょうか〜。

 

はい、実はアメの正体は

あの屋敷そのもの。

つくも神というよりも

守り神的な存在。

 

彼らの人間の姿はこれまでの過去や持ち主に反映されているけど、

アメのあの風体はどこからきているんだ?

サングラスとか〜。

ソーラーシステム搭載なのか?w

叔父さんの具合も気になるし、

過激になってきた立ち退きもどうなるのか。

 

そして今回スポットが当ったのは芳蘭。

芳蘭の過去がわかりちょっと切ない(どの付喪神も切なさがあるけど)。

彼は中国の伝統芸能「変面」のお面のつくも神。

その変面の第一人者でもあったおじいさんの使っていたお面を求め

中国から孫の夏雨がやってきた。

面を作った男性との仲たがいの経緯もあり、

彼にずっと憎まれたままだと思っていたおじいさん。

それもありいったん中国に戻ってみるのもいい、と

本当の気持ちに気付くかも知れないと桂太は芳蘭に薦めるのだ。

 

話自体は面白いんだけど、

BLってことを忘れてしまう展開に、

今後どうやってBL的な雰囲気になっていくんだろう‥という心配もあるw

 

H度まるでなし

ストーリー度満月満月満月半月

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