も、やだっ‥‥爽やかな顔して、
超むっつりじゃねえか、おまえ‥
姉さん、とっても面白かったです！
と思わずつぶやきたくなりました！
（なぜ姉さんと言いたくなるかは読むとわかりますｗ）
典雅節はジャングルに行っても
健在でしたーーー！！
相変わらずモノローグもセリフも面白いわ〜！
帯の下にこっそり小さな文字で書かれている
「不思議な部族と過ごす夢の２週間
年下攻めスイートジャングルブック」
帯は裏切りませんｗｗ
小林 典雅著「密林の彼」
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密林の彼 (ディアプラス文庫)
670円 Amazon
テレビ番組制作のため先住民・ダヌワ族の暮らす熱帯雨林にやってきたADの青山。そこで出会った研究者の月ヶ瀬は、ジャングルに似合わない涼しげな美貌の持ち主だったが、驚くほど毒舌で、虫にもひるまない逞しい人だった。性に大らかなダヌワ族の中で共に過ごすうち、意外に純情で寂しがりやな月ヶ瀬のことが気になって仕方なくなる青山だが…?年下攻スイート・ジャングルブック。 |
とっても素直だけど
ムッツリーニな新米ＡＤと
天の邪鬼で思っていることと
出てくる言葉がまるで違う若き学者。
もうほんと、
どうやってこういう話が思いつくのかしら！？
典雅さんの作品はどれも楽しくていいわ〜！
文明人との恋愛っていうのは
読んだことが何度かあったけど、
今回は部族を研究している研究者と
テレビ番組の新米ＡＤという
ちょっと変わった組み合わせ。
番組のロケで行った密林に住む部族を訪ねた青山。
（この番組名が「世界ふしぎガッテン」ｗｗ）
その青山の通訳兼ロケ協力者として日本人研究者である月ケ瀬が
青山の世話をしてくれることになるのだけど、
これがもう笑わずにはいられないのよね〜！！
月ケ瀬はジャングルとミスマッチな美貌の持ち主。
だけど超がつくほど口が悪いｗ
そのたびに青山はタジタジ
このへんの描写は本当に典雅さんは上手いので
笑わせてくれちゃいます！
それになんといっても
青山が取材をするダヌワ族の風習がいいのだ！
股間を触るのが正式な挨拶とされる「タガイー」や
スマタで仲直りの「パタエカ」など
ＢＬ的に楽しい風習がたくさん
それだけでも十分楽しいけれど、
そのうえにさりげにキャラが変態‥
しかもさわやか系変態なので、
エ口いことしているのに、
ガチエ口っぽくならないのが
笑いの要素もあるからなのかしら。
月ケ瀬の口撃にも落ち込みながらも
段々惹かれていくというちょっとＭッ気がある青山。
月ケ瀬も実は照れ隠しに口が悪くなるだけで
内心はめっちゃ乙女だったりするのよね〜。
二人にはずっとジャングルで愛を育んで欲しいところだけど、
青山はもちろん帰国、
月ケ瀬も滞在期間満了となるので
是非とも日本での彼らも見たいわ。
しかし、きっとこの二人、
ジャングルにいた方が楽しい二人のような気がするｗ
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