佐伯くん、君はなんて
『罪な男』なんだ‥‥!
33歳、片思いしかしたことがない男が
人を勘違いさせて惚れさせてしまう
カンチガイ製造機なイケメン部下に恋をしてしまった!
さすが木下さん!
木下さんは学生恋愛ものでもリーマンものでも、
本当に人のツボをつくのが上手すぎて、
どんどんお話に引き込まれてしまうんです!
だから受け・攻め双方の
互いに惚れたところがわかるわ!!って共感しやすいのよね〜。
木下 けい子著コミック「カンチガイラバー」
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カンチガイラバー (ディアプラス・コミックス)
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通称・カンチガイ製造機と言われるイケメン部下の佐伯に密かに片想いをしている白鳥。 素直になれず佐伯に厳しく接してしまい落ち込むが……!? |
一見飄々とした冷静な白鳥が恋したのは、
自分の部下である佐伯。
佐伯はイケメンでしかも誰にでもそつなく優しい。
だからついたあだ名が「勘違い製造機」。
いわゆる彼の人たらしっぷりが誰もが自分に好意を抱いているんじゃないかって
勘違いさせてしまうのよね。
白鳥が一目ぼれしてしまったのはそんな部下なのだ。
でもこの恋を知られるわけにはいかない!
でも思いが募れば募るほどに
白鳥の妄想がスパークしていくーー!!
白鳥の心の声がもう超可愛いわ〜!!
キリリっと出来る男を装いながらも、
心の中ではワーキャー言っているw
もう女子高生か!ってくらいに
もっとダダ漏れてしまっていいのにーー!
なまじっか部下だけに下手な行動も言動もできないので、
悶々とする白鳥がなんともいえません!
佐伯を叱っていても
「これは俺からの愛のムチ!」と心の中で叫ぶw
打ち合わせで佐伯の説明を聞きながら
心の中で「かっこいいぞ」と喝采している。
こんな白鳥の可愛さがあってのお話だけど、
でも他の部下からも好かれているので、
厳しくても面倒見のいい上司なんだろうなっていうのは
伺い知れます。
白鳥視点で進んでいくので、
白鳥の余裕のなさがわかるんだけど(いつも心の中で大騒ぎ)
それに比べ佐伯の方が余裕綽々に見えてしまうんだよね。
実際にはそんなことはないんだろうけど。
だからもっとペーパーにあったように佐伯視点での話も読みたい!
H度
ストーリー度