見つけたよ
俺の猫ちゃん
所ケメコさんの絵柄は大好きなんですよね。
作品を読むのはこれで2作目です。
オッドアイを持つせいで、
周りから気味が悪いと言われ、
父親からも俺の子じゃないと否定されてしまい、
対人恐怖症ですっかり引きこもりになってしまった三森。
勇気を出して興味のあった蚤の市で
出会ったのは希少価値の品々を置く骨董品屋。
そこの店主月宮にスカウトされて
お店で働くことになったのだけど・・・
子猫ちゃんのような三森と謎多き骨董品店主の月宮というカップリング、
所さんの絵柄にぴったりなお話でした!
所 ケメコ著コミック「三日月骨董品店の看板猫」
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三日月骨董品店の看板猫 (フルールコミックス)
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「見つけたよ、俺の猫ちゃん」 とある理由で人と接する事が苦手な三森は、 蚤の市で出会った怪しい男・月宮から 「店番として働かないか」とスカウトされる。 引きこもりだった自分には無理だと断るが、 その骨董品店には客はめったに来ず、 話す必要もほとんどないという。 そして連れていかれたのは、 知る人ぞ知る紹介制のアンティークショップ。 並ぶ名品の数々に目を奪われていると、 なぜか身体の芯が甘く疼いてきて…!? 自由奔放な溺愛主人×無口で懐かないネコ科男子 の心ほどける深愛ストーリー! |
あまりお客が来ている様子がないのに、
セレブな雰囲気がする骨董品店主っていうのは
それだけでも謎が多い感じがするよね。
出会ったその日にスカウトされて月宮のお店で働くことになった三森だけど、
引きこもりだっただけにちょっと人との距離が測れず戸惑い気味。
だけど、慣れない仕事にも人付き合いにも一生懸命で
お店と月宮を守ろうとするのは
勇ましいというよりもかいがいしくて可愛く感じちゃう。
これでは月宮も猫っ可愛がりしちゃうのもわかるな〜。
月宮は三森のことを猫ちゃん、猫ちゃんと呼んでいるけど、
まさに猫っぽい三森なのよね。
対して月宮はどこかつかみ所がない食えない人物って感じ。
ガツガツ働いている感じではないので、
お金持ちなんだろうな〜っていうのは伝わってくる。
うん、そういうお金を持っている人のいい意味での
余裕をもっているんだな。
だけど彼にも暗い部分というのがあって、
それは兄との確執。
妾腹の出の月宮は、正妻の子である兄との関係がうまくいってなかったのよね。
それでも彼に認めてもらいたい、
弟として愛してもらいたい、
そういう気持ちがあったのだ。
三森はそんな月宮の寂しさを癒していくの。
(うむ。確かに猫には癒し効果があるっていうしねw)
三森は幼く見えちゃうけど20歳を超えているので
飲酒はもちろんOK。
だけど三森は酔うと脱ぎ癖があるのw(*’艸3`):;*。
引っ込み思案だった三森のキャラとのギャップがいい
でも私、三森の兄ちゃんが密かに気に入ってます。
カバー下はまるまる兄ちゃんw
心配性だけどいざって時は助けてくれる頼りがいがある兄ちゃんなのだ!
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