これは断じて

ラブではないのだ

 

 

初読み作家さんです。

とはいえ、

雑誌掲載時に連載初回だけ読んでいて、

とっても気になっていた作品だったの。

だからコミックスになったら読もうと思っていたのだ。

雑誌は普段あまり買わないけど、

全サとか全プレとかどうしても気になっている作品の番外編が

掲載されているときは買ってしまう。

そういうときに新たな作家様を発掘したりするときも。

コミックスを購入したとき、

表紙と中の絵で随分乖離がある・・というか、

表紙は頑張ったのね・・・と思ってしまうような

作家様もいるんだけど、

雑誌で読んでいればそういうがっかり感もないしね〜。

 

厘 てく著コミック「君へおとどけ」

君へおとどけ (Charaコミックス) 君へおとどけ (Charaコミックス)
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深谷泉、27歳独身! 趣味はネトゲとフィギュア集め、買い物は99%通販生活のインドア派。そんな深谷の今一番の楽しみは――イケメン配達員・二十八(つちや)さん!! 逞しく男らしい身体に、爽やかスマイルが今日も眩しい★ 彼との玄関先の逢瀬のために、毎日のようにオタグッズを通販する日々だ。 これは断じて恋ではない…ヒーローやかっこいいものに憧れる少年心なのだ! 自分に言い聞かせていたけれど…!?

 

ヒッキー気味でオタクな青年・深谷が、

毎回宅配便を届けてくれるスポーツマンタイプの青年・二十八(つちや)に憧れるというもの。

深谷はほんとに絵に描いたようなオタクww

(自分でオタクではないと否定しているが)

ちょいとコミュ障なところもあるけれど、

ちゃんと生活(と言っても彼の場合はフィギュアを購入したいから)するために

近所のクリーニング店でバイトしている。

だけど、二十八と比べると

自分のコンプレックスを刺激されてしまうのだ。

二十八は配達のユニフォームからでもわかるくらい

体格がいいし、重いものを軽々運ぶ姿はまぶしい。

密かに彼の真似をしてカッコつけてみる深谷だけど

土台が違うので全然無理w

ある日二十八が運んできた荷物が重くて中まで運ぼうとする二十八に

激しく拒絶してしまう深谷。

 

アラサーで無職なネトゲ廃人・・・

 

本当の自分を自分を知られて二十八にドン引きされたくなかったのだ。

もっと自分に自信を持とうと深谷はランニングで

体力作りをしようとするのだけれど・・・

 

深谷と二十八は最初は配達をした時にちょっと話をする程度だったけれど、

イケメンでカッコいい二十八会いたさに

いつしか深谷がどんどんナマゾンでいろんなものを頼んじゃうんだよねw

 

ところが互いに知っていくうちに、

外見から想像していた面と違うところが出てきちゃうんですよ。

でもそれがまたギャップ萌えにつながっていくというところが良かったよね。

人はどうしても外見から勝手にイメージ付けちゃうところがあるからさ〜。

 

深谷からは完璧に見えた二十八だって

コンプレックスを抱えていたりする。

(実はソートーなお馬鹿キャラだったり・・)

だから決して深谷のことを笑ったりは出来ないのだ。

 

深谷のようなキャラは下手すると

私の好みからはほど遠くなってしまうのだけど、

深谷はとても努力家なの。

自分を変えたいと思うだけじゃなく

ちゃんと行動に移すことができるところが好感が持てるのよね。

 

厘てくさんの描く二十八のガタイに

私は惚れてしまいました。

運送屋のユニフォームに身を包んでも

肩幅の広さから逆三角形に引き締まった体つきがよくわかるの。

深谷との体つきとは全然違っておりました(当たり前だけど)。

これは深谷が惚れちゃうのわかるわ〜〜!

 

H度ドキドキドキドキ

ストーリー度満月満月満月やや欠け月




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