どうか私だけを求めて、
私だけを可愛がってください・・


かなりためておりましたレビューです。
宮緒さんの攻めはワンコが多いんですけど、
タイトルからしてワンコだということがわかりますww
攻めの性格は置いといて(置いとくんかい)、
設定とかは私好みの話でした。
何と言っても行光が可愛かったし!!
主人に忠実なワンコ(と言っても厳密に言えば本物のワンコではないけど)、
行光は犬神としては低位なものの、
忠実さは誰よりも負けていない。
こういうところはワンコのいいところよね。
主人公の旭も好感が持てるので、
あとはこの安綱が・・・安綱が・・・・・・安綱がーーー!って感じですww


宮緒 葵著「愛犬志願」

愛犬志願 (プラチナ文庫)/プランタン出版
¥637 Amazon.co.jp
我が君、我が君……!私をしもべとし、愛玩してください! ある日、旭が帰宅すると、見知らぬ男が三つ指をついて出迎えた。その男・安綱は、禍神として封印されていた犬神だった。旭は幼い頃に、彼と主従の契りを交わしたらしい。「私と我が君以外は、滅べばいいのに」涙ながらに訴えられても、平穏を望む旭は主となることを拒絶する。だが犬神たちの襲撃に遭い、彼をしもべと認めることに。すると、霊気補充のため“まぐわい"を請われて!?


以下は私の読書メーターの感想。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
これまたいい犬攻めですなぁ!ww 
しかも強くてカッコイイのにHENTAI色もまた濃い〜です!
どう頑張ってもチワワにはなれないけれど、愛玩犬目指して頑張れ、と思わず言いたくなるww 
それにしても旭の実家はヒドイな。
なんか愛情のひと欠片も感じられない家でよくこんなにも愛情たっぷりな人に育ったな・・って。
青藍のところは切なかった。。
今後この3人と1匹(1人と3匹?)がどうなるのかー?気になるww
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


神支那家は代々犬神使いとして栄えてきた。
しかも単なる犬神使いではなく、強大な力を持つ禍神と言われる犬神さえも
主従関係を結び使役することの出来る霊力を持つ。
もちろん、霊力の大小は人それぞれ。
なので神支那家では、強い霊力を持つものが次代の当主とされるのだ。
旭は幼い頃から、妖怪達に好かれしかも霊力がかなり強かったのだが、
なぜか6歳のある日、その霊力がぱったりと弱くなってしまった。
そのため両親は弟の律を溺愛するように。
両親の教えは使役する犬神は使い捨てで律もその影響を受けている。
でも旭はそんな風に思う事はできず、
自分を慕ってくれる犬神達を友達や家族の一員のように思っていた。
高校卒業を機に旭はそんな自分に恩義を感じて懐いてくれている
低位の犬神・行光だけを連れて家を出た。
そして行光の力を借りてペット捜索などをする探偵事務所を引き継ぎ、順調に仕事をしていたのだが、
旭のもとに大昔禍神として封印されていた高位の犬神安綱がやって来たのだ。
実は6歳の時、突然旭の霊力が弱くなったのはこの安綱のせいだった。
封印を解き人型の実態を保つため旭の魂核を通して霊力を喰い続けていたのだった。
本来協力な霊力を持つ旭、しかも旭は犬神使いの家に生まれながら、
優しい心を持ち、犬神達を決して消耗品を捕らえることなどせず、
その崇高な心に惹かれ安綱は6歳の旭と主従関係を結んでいたのだ。
我が主、我が君、と旭に懐く安綱。
ところが、弟の律が旭が禍神の安綱と主従関係を結んだと知り、
神支那の当主の座を奪いに来るに違いないと信じ込み、旭を亡き者にしようと刺客を送ってくる。
いくら当主の座に付くつもりなどないと言っても信用しない律。
弟と戦う羽目になってしまう旭なのだが・;・・


コメディです!
楽しく読む事ができました!
ただ、読メでも書いたように、旭の実家はほんとクズ!!
霊力の大小だけが全てで、我が子であっても霊力が弱ければ
生きている価値などない!とでも言うような家庭。
幼い旭がどれほど傷つき、愛情を欲したことか・・・!
それなのに本当に旭は良い子に育ったなぁと。
そういうムカムカするところと、
その神支那の犬神は使い捨てという精神のもとに
まさに使い捨てられた犬神たちの悲哀さはあるものの、
豆柴の形をとっている低位の犬神行光はめちゃくちゃ可愛いし、
安綱は・・・・変態だし、で全体的にはコメディタッチ。
主にコメディにしているのは安綱の
異常なまでの旭愛なんですけどねw

高位の犬神である安綱には色んな力があって、
そのなかには時空を操るというものがある。
自分の時空の中に旭コレクションがたんまり・・・・
コレクションの中身は想像してくださいww
ええ、下着ドロとかが戦利品を前ににんまりしているのを大差ないかもw

そして安綱は自分が旭の一番でなければ当然気が済まないので、
旭が可愛がっている行光を敵視しているw
身体のデカイ狼が豆柴に超嫉妬している感じですかねー。
旭の手前手出しは出来ないけれど、
基本的に自分以外は全部邪魔と思っている安綱ですんで、
隙あらば行光を消し去りたいと思っているのよね。
強大な力を持つ安綱なんでシャレにならんのじゃ。

しかも安綱は旭をうまーく言いくるめ
本来そんな必要ないのに、さもこれをしなきゃいけないと思わせるように
Hになだれ込むんだな。
霊力補給のためHなど必要ないということを知るのは
作品の最終ページあたりにさしかかった頃になるとは
旭もまさに思わなかったことでしょうw
安綱の本来の姿である獣の姿でのHもあるので、
こういうのが地雷な方は気を付けてくださいねー!

律が使役してきた高位の犬神紅雪が旭に恩義を感じ、
旭のもとにやってきたので、
このあと、安綱と一悶着は絶対にあるよね。
と思わせます。

ということで、このあと、
紅雪編の「愛犬調教」もありますよ。
安綱もそうだけど、
犬神は高位であればあるほど人型になったとき、
イケメンになるので
紅雪もまたとってもイケメンなのです。
愛犬調教 (プラチナ文庫)/宮緒 葵
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H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月満月


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