もっともっとキスしたい
−−−キスより先も


キスも知らないくせに 」の続編です!!
最初読んだ時、続きだと思わなくて読み進めてしまい、
読み終わってから続きだと判明!ww
読んでレビューまでしている作品なのに、
思い出せずにいた自分に反省・・・
自分のレビューを読み返し、
あ、そうだった、そうだったと納得する部分も多数。
でも忘れていても読めたくらいなので、
ここから読んじゃった人たいても、
ストーリー的には問題ないんじゃないかな〜。


木下 けい子著コミック「好きだからキスしたの?」

好きだからキスしたの? (H&C Comics ihr HertZシリーズ)/大洋図書
¥670 Amazon.co.jp
初めてのキスの相手はひとつ年上の、同級生の綾瀬で、もうすぐ夏だなーっていう、晴れた日だった。なのに夏がきて、夏休みになったのに、なんにもない!?しかも、綾瀬は初めてのキスじゃなかったこともわかって!!キスなんかしなきゃよかった……好きだからキスしたい、触りたい。いちゃいちゃしたい。それなのに、気持ちはすれ違って──「好き」から先の「恋」の物語。


なんだかエ口エ口DKではなくて、まだ恋愛したての可愛いDKのお話。
でも攻めの綾瀬の方は経験が本当はあるんだよね〜。
受けちゃんの蒼太はそんな綾瀬に怒ったりすねたり・・
でも好きっていう感情が初々しくて微笑ましいのです。
(ちなみにこの本でもまだ合体は未然なので、どちらが攻めるか受けるかは
不確かだけれども、まあ逆ってことはありえんでしょうな〜ww)

俺らって恋人なの?友達なの?どこが境界線なの?っていう
そういう初歩から悶々と悩んじゃう。

キスも知らないくせに 」のその後と言っても、
ババーンと進むわけじゃなくて、Hに興味ありながらも一歩一歩進んでいく、そんな感じですね。

キスも知らないくせに 」のレビューで書いた綾瀬の従兄弟・・・。
これが今回活躍してくれて?
二人の間をもめさせちゃいます。
従兄弟の有貴は綾瀬のことが好きなんだよね。
だから蒼太に嫌がらせをしちゃうのだ。
蒼太の親友類にそのことを指摘され、
蒼太も類も大嫌いと、子供みたいな発言を・・・。
かき回してくれちゃったけれど、
こういうのってBLでは当然にして、
二人の仲を険悪にさせちゃうどころか
雨降って地固まるになってしまうんだな。

私の思惑通り従兄弟の有貴と類がくっつくまでには至らなかったけれど、
有貴はともかく、類には誰か良い人が出来ればいいなぁ。
ほんと良い子だよね。
なぜ類と蒼太がくっつかなかったのかが不思議なくらい。
でも、この二人ならば生々しいことは何もなさそうだけどねww
もう兄弟のような愛情を感じる二人だしね。

蒼太はちょびっとお子ちゃまなところがあるので、
Hに興味はあるものの、それをいざ行動に移すとなると
相当な覚悟がいるようでして、
キスだって、手を繋いだりだって、触りっこだって、
毎回ドキドキで右往左往しちゃってるし。
Hには興味はあってもまだ怖い、だけど、やっぱり一緒にいたい。
そんな心理が本当によく伝わってきます。

それに今回は綾瀬の母親がアメリカに連れていくと息巻いていて、
超遠距離の大ピンチ!?っていう展開もある。
これが中学生ならば大変!ってことになるけど、
もうすぐ大学進学っていう今ならば本人の意志が一番だよね。

二人のHはいつになるのか・・・それはわからないけど、
焦る必要なんて何もない。
タイミングがくれば自然とそうなる・・・そんな二人です。

表紙カバー下も可愛かったですね!( ´艸`)
表紙の続きが描かれていますw

それと!
今回は小冊子の全サ応募券付きですよ!!!

本書と今月発売された「17生徒」の帯についている応募券が必要となります!
(応募者負担あり)
木下先生の20冊刊行記念小冊子に応募できますよーー!
詳細は帯を見て下さいね。
2017年1月31日が締め切りです!

H度ドキドキ(触りっこ止まり)
ストーリー度満月満月満月やや欠け月



  参加しています。よろしくねラブラブ


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