俺はもうなにも要りません。
だから夢は、見せないでーーー
樋口さんの新刊です！
樋口さんは作家買いしている方なので、
この新刊も早速購入ー。
キャラのフェアもあったしね。
あらすじも予知夢を見て苦しむ青年の話・・・・
ということで、めっちゃ私の好きそうなものじゃないですかー！
ということで二重に飛びついたんですが・・・・。
う、う、うーーーん・・・・
どうも、私の好みではなかったかなぁ？あくまで私の好みってことね。
出だしは良かったんだけどさ。
まあ、お話というのは人の好みそれぞれですからね。
でもまったく萌えないというわけじゃないのよ。
萌えポイントはありました！ちっちゃな子供たちは可愛かったしー！
樋口 美沙緒著「予言者は眠らない」
幼い頃から予知夢を見ていた浩也。
父親が亡くなった時にもその夢を見ていた。
その話を母にした時、「そんな夢を見たからお父さんは亡くなったんだ」と責められる。
以来、好きな人の夢を見るのが怖くなってしまった浩也。
そのせいで、誰とも仲良くならず、友達を作らず、
敢て自分から親しい人を作らないようにしていた。
再婚した母とも自分から距離を置いている。
だけど、２４時間営業のファミレスでバイトをしていた浩也は
同じバイトの高校生である高取のことを好きになってしまう。
そしてその高取から「好きだ」と告白されてしまう夢を見た浩也は
それが現実となってしまったことに怯えてしまい・・・・。
いやー、結構なネガティブっ子でしたねー！
久しぶりにこんな後ろ向きな子の話を読みました。
私は薄幸の少年の話は大好きなので、これも掴みはOKだったんですよね。
お母さん、テンパっていたからとは言え、
まだ７歳の子供にあの言い方はないかと。
でも、この不用意な一言があったからこそ、
夢の対象は自分の好きな人ばかりで、
だからこそ、夢を見ないために好きな人を作っちゃいけない・・・と思い込んでしまうんだけど。
なのでバイト先でもし誰かを好きになったら辞めようと自分自身に誓っていたはずなのに・・・
やっぱり、好きになったらその人に好かれたい、
その人から話しかけられたら嬉しい、楽しい、そう思ってしまうのって自然なこと。
頭では高取から離れようとしても、心が言うことを聞いてくれない。
このへんはちょっと切なくなりましたよ。
ちょっとネガになるのも無理ないのかな・・・なんて思いながら
序盤は読んでいたんですよね。
それに対してまだ高校生の高取くん。
彼は実に男らしくて、弟思いの好青年。
仕事もよく出来るし、浩也のことが好きだけど、仕事の時は厳しいんだな。
それに実に観察眼が鋭い。
皆が浩也のことを遠巻きにして見ていたり、変な人、嫌なヤツ、と思っている中、
ちゃんと高取は浩也のことを見てて、浩也のいいところをすごく理解しているのよね。
こういう人が会社の上司だったらいいのにな～！なんてマジ、思いましたよ！
高校生だけどwww
だからね、浩也が何か事情があって自分のことを好きなのに、
わざと遠ざけようとしているのも高取はわかっているの。
それに彼の幼い弟がめっちゃ可愛いんだな～。
その弟が浩也にも懐くのが癒されポイントでした！
やっぱり子供と動物が出てくるのには弱い！←ちょろいとも言う
でもね、読み進めていくと
あまりにも浩也のネガさというか、
そこらへんがイライラしてきちゃうというか・・・・。
予知夢というのもいいアイテムだと思ったし、それが好きな人限定ならばなおのこと面白いと思ったんだけど、
なんというか、その予知夢の謎ももっと掘り下げられるのかと思ったらそういうわけでもなく、
かといって最初の原因を作った母親はそんなこと言ったのも忘れちゃっているくらい幸せそうで、
浩也だけが一人幸せになっちゃいけない、そんな資格は自分にはない、と
ずっと思い続けていたのよね。
そこももやもやしてしまった。
しかもこの話、二部構成になっていて、
二部は浩也の幼なじみとの再会があるんだけど、
いくら鈍くてもそりゃないだろう・・・って思うことが連発で、
徐々に私の話を読むわくわく感が薄れていってしまって。。。
高取が非常に哀れに感じてきちゃうしさ。
でも、これは読み手によっても好みが分かれるところとは思うんですけどね。
私はAmazonで購入したのでペーパーをゲト。
ペーパーは楽しかった！高取の高校生らしい嫉妬が丸出しだったしww
でも本人は余裕も見せたいのよね。
人と楽しくして可愛くなっていく浩也を他人に見せたくない、だけど、
楽しかったよーって自分に報告してくれる浩也も見たいんだよーという
はっきりいって、恋人同士以外の人にとっちゃどーでもいいことで悩んでいるww
そういうことを真剣に悩む高取が好ましかったです☆
Ｈ度
ストーリー度
参加しています。よろしくね
BL ブログランキングへ
だから夢は、見せないでーーー
樋口さんの新刊です！
樋口さんは作家買いしている方なので、
この新刊も早速購入ー。
キャラのフェアもあったしね。
あらすじも予知夢を見て苦しむ青年の話・・・・
ということで、めっちゃ私の好きそうなものじゃないですかー！
ということで二重に飛びついたんですが・・・・。
う、う、うーーーん・・・・
どうも、私の好みではなかったかなぁ？あくまで私の好みってことね。
出だしは良かったんだけどさ。
まあ、お話というのは人の好みそれぞれですからね。
でもまったく萌えないというわけじゃないのよ。
萌えポイントはありました！ちっちゃな子供たちは可愛かったしー！
樋口 美沙緒著「予言者は眠らない」
- 【Amazon co.jp限定】予言者は眠らない 書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)/徳間書店
- ￥713 Amazon.co.jp
幼い頃から予知夢を見ていた浩也。
父親が亡くなった時にもその夢を見ていた。
その話を母にした時、「そんな夢を見たからお父さんは亡くなったんだ」と責められる。
以来、好きな人の夢を見るのが怖くなってしまった浩也。
そのせいで、誰とも仲良くならず、友達を作らず、
敢て自分から親しい人を作らないようにしていた。
再婚した母とも自分から距離を置いている。
だけど、２４時間営業のファミレスでバイトをしていた浩也は
同じバイトの高校生である高取のことを好きになってしまう。
そしてその高取から「好きだ」と告白されてしまう夢を見た浩也は
それが現実となってしまったことに怯えてしまい・・・・。
いやー、結構なネガティブっ子でしたねー！
久しぶりにこんな後ろ向きな子の話を読みました。
私は薄幸の少年の話は大好きなので、これも掴みはOKだったんですよね。
お母さん、テンパっていたからとは言え、
まだ７歳の子供にあの言い方はないかと。
でも、この不用意な一言があったからこそ、
夢の対象は自分の好きな人ばかりで、
だからこそ、夢を見ないために好きな人を作っちゃいけない・・・と思い込んでしまうんだけど。
なのでバイト先でもし誰かを好きになったら辞めようと自分自身に誓っていたはずなのに・・・
やっぱり、好きになったらその人に好かれたい、
その人から話しかけられたら嬉しい、楽しい、そう思ってしまうのって自然なこと。
頭では高取から離れようとしても、心が言うことを聞いてくれない。
このへんはちょっと切なくなりましたよ。
ちょっとネガになるのも無理ないのかな・・・なんて思いながら
序盤は読んでいたんですよね。
それに対してまだ高校生の高取くん。
彼は実に男らしくて、弟思いの好青年。
仕事もよく出来るし、浩也のことが好きだけど、仕事の時は厳しいんだな。
それに実に観察眼が鋭い。
皆が浩也のことを遠巻きにして見ていたり、変な人、嫌なヤツ、と思っている中、
ちゃんと高取は浩也のことを見てて、浩也のいいところをすごく理解しているのよね。
こういう人が会社の上司だったらいいのにな～！なんてマジ、思いましたよ！
高校生だけどwww
だからね、浩也が何か事情があって自分のことを好きなのに、
わざと遠ざけようとしているのも高取はわかっているの。
それに彼の幼い弟がめっちゃ可愛いんだな～。
その弟が浩也にも懐くのが癒されポイントでした！
やっぱり子供と動物が出てくるのには弱い！←ちょろいとも言う
でもね、読み進めていくと
あまりにも浩也のネガさというか、
そこらへんがイライラしてきちゃうというか・・・・。
予知夢というのもいいアイテムだと思ったし、それが好きな人限定ならばなおのこと面白いと思ったんだけど、
なんというか、その予知夢の謎ももっと掘り下げられるのかと思ったらそういうわけでもなく、
かといって最初の原因を作った母親はそんなこと言ったのも忘れちゃっているくらい幸せそうで、
浩也だけが一人幸せになっちゃいけない、そんな資格は自分にはない、と
ずっと思い続けていたのよね。
そこももやもやしてしまった。
しかもこの話、二部構成になっていて、
二部は浩也の幼なじみとの再会があるんだけど、
いくら鈍くてもそりゃないだろう・・・って思うことが連発で、
徐々に私の話を読むわくわく感が薄れていってしまって。。。
高取が非常に哀れに感じてきちゃうしさ。
でも、これは読み手によっても好みが分かれるところとは思うんですけどね。
私はAmazonで購入したのでペーパーをゲト。
ペーパーは楽しかった！高取の高校生らしい嫉妬が丸出しだったしww
でも本人は余裕も見せたいのよね。
人と楽しくして可愛くなっていく浩也を他人に見せたくない、だけど、
楽しかったよーって自分に報告してくれる浩也も見たいんだよーという
はっきりいって、恋人同士以外の人にとっちゃどーでもいいことで悩んでいるww
そういうことを真剣に悩む高取が好ましかったです☆
Ｈ度
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